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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9195)
カテゴリ:胡蝶蘭
『無難に成長している』と書いた胡蝶蘭でしたが,ど~も雲行きが怪しくなってきました.
どの株も負の症状が目立ってきたのです. 先ずは,我が家で最も古株になるアマビリス(2005年から育成). 古株といっても根腐れで枯死させかけた株を再生し,そこから生えてきた子株(&孫株)を昨年株分けした物であり(結局親株は枯死),その後の育成に失敗したので,まだ成株(花が咲く大きさの株)になっていませんでした. しかし今シーズンは順調に葉の数が増えていましたので,来春は花が拝めるかと期待していたのに…. 20日前(2009/8/6) 子株1号 孫株 現在(2009/8/26) 子株1号 孫株 先ず今月半ばに子株へ新葉が発生しています. それ自体は悪い事ではないのですが,タイミングが好ましくありません. だって一つ前に出た新葉,『6月末~7月に出た葉』が十分な大きさに育っていませんでしたから~. 胡蝶蘭において新葉の発生とは,1つ前に出た新葉の成長終了を意味するのです. 実際『6月末~7月に出た葉』の成長は止まり,あまり大きな物にはなりませんでした. せめて一つ前に出た『4月に出た葉』よりも大きく育って欲しかったのですけどねぇ~. しか~し,実はそんな事など些細な事なのです. もっと拙いのは『4月に出た葉』が萎れ始めた事です! 写真では判りにくいかもしれませんが,葉の先端に張りが無くなっています. 『ちゃんと施肥しているのに何故?(胡蝶蘭の葉はバルブの役割を兼ねているので,栄養不足になると古い葉から順に枯れ,葉に溜めてあった栄養素が株の生命維持や成長の為に使用される)』と思いながら良く株を観察してみると,健全な根が全く存在しない事に気が付きました. そりゃぁ~いくら施肥(ハイポネックスハイグレード洋ランの1000~2000倍希釈液)しても無駄ですね. ハイポネックスハイグレード洋ラン こりゃぁ~暫く給水を控え,発根を促さないといけないでしょう. とりあえず根腐れの原因は間違いなく過湿でしょうから,来年の植え替え時(ミズゴケを用いた場合,隔年の植え替えが基本)はもっと水捌けが良い植え込み資材を試そうと思いま~す. さて次は,昨年ナオリンさんから戴いたピカソ. こちらは根が大量に出ており,鉢底から見える根も綺麗な色をしています. また葉数も順調に増えているようですが,良~く見てみると…. 『6月に出た葉(右側の一番上の葉)』に変な模様が出ているしぃ~! これってウィルスによる病斑でしょうか? それとも単なる生理障害でしょうか? ナオリンさんから一昨年戴いた『白花大輪種』にも昨年怪しい模様が出ましたので(その後,同症状は出ていないため生理障害と判断),それと同じように生理障害だったら良いのですけど…. あぁ,心配だなぁ~. 一方その『白花大輪種』ですが,鉢上部の成長を止めた根(先端が緑色でなくなり,伸びなくなった根)の途中から大量に新たな根が出ており,新葉も順調に成長しています. ただし下部の葉から順に黄化&落葉が進行しており,株全体で考えると殆ど成長していない(葉数が増えていない)のです. もしかすると(アマビリス同様)こちらも鉢内部の根がことごとく腐っていて,施肥した栄養素を吸収できていないのでしょうか? う~ん,鉢内部がどうなっているのか気になるなぁ~. ------ 胡蝶蘭のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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