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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
遅ればせながら2週間前(200910/10)に苦し紛れの短日処理を開始したポインセチアですが,なんとフリーダムはもう苞葉が色付き始めました.
手前:2008年挿し木株 右奥:2007年挿し木株 左奥:2006年挿し木株 早!! って,どう考えてもおかしすぎます. 僅か2週間程度の短日処理で,ここまで苞葉が発色するなんて変です. そうなると考えられるのが,『短日処理は不要だった=自然の日照条件の変化で十分だった』と言う事です. も~それで間違い無いでしょう. だって短日処理を一切行わず,屋外に放置していた今年の挿し木株でさえシッカリ発色しちゃっていますから~! 2009年挿し木株 さすが早生品種の代表格であるフリーダム. こりゃぁ~もう来年以降は短日処理などしない事に決定です.w まぁ~苞葉の成長を抑制させないため,夜間から明け方の低温から守る必要がありますので,もう暫く夜間のウッドストックへの取り込みは続けようと思います. そして来月上旬には屋内管理へ移行し,短日条件ではない状態での育成に切り替えたいと思います. 一方,同じポインセチアでもレッドフォックス(苞葉がピンク)はまだハッキリした発色が確認できません. 手前:2008年挿し木株 右奥:2007年挿し木株 左奥:2006年挿し木株 2009年挿し木株 まぁ~例年レッドフォックスの苞葉が色付き出す時期はフリーダムよりも遅いので仕方ないでしょう. ちゅ~か,昨年は発色せずに終わった株もありましたし…. とりあえずこちらは来月下旬頃まで屋外で管理し,それまで短日処理を継続したいと思います. ポインセチアは寒さに弱く,日本では一部の地域を除いて晩秋~初冬に屋内に取り込む必要がありますが,レッドフォックスはフリーダムよりも耐寒性が高いので,遅くまで屋外で管理できるのです. ちゅ~か,屋内に取り込んで必要以上に高い温度条件下に置いてしまうと,どれだけ短日処理をしても花芽分化が起こらず,苞葉が発色してくれないのです(昨年はこれで失敗しました). 尚,『レッドフォックスはフリーダムよりも耐寒性が高い』と書きましたが,これはあくまで経験的なもので,その様な記載を見かけた事があるわけではありません. ただし,春の芽吹きの早さ&早春の成長速度から間違いないでしょう. さて,とりあえず今シーズンのフリーダムは無事完成形へ持っていけそうですが,レッドフォックスはどうなるかなぁ~. 昨年『短日処理を実施しなかった株(2008年挿し木苗)』は,11月下旬(2008/11/26)の時点でハッキリと色付いた苞葉と蕾が確認されましたが…. う~ん,一体どうなるか不安だぁ~! ------ ポインセチアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 7, 2009 05:37:28 AM
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