|
テーマ:家庭菜園(59008)
カテゴリ:家庭菜園
3年連続になりますが,今秋もスナップエンドウ(スナックえんどう)を播種しました(2009/11/7).
つるなしスナックえんどう ただしこれまでで一番遅い時期の播種になります. 昨年は11/1に,一昨年は10/13に播種しました. というのも,早く播種しても何のメリットも無い事が判ったからです. 早く播種したからといって収穫時期が早まる訳でもありません. 逆にデメリットが多くなります. 早期に撒くデメリットは 1: 株が大きくなった状態で厳冬期を迎えるために耐寒性が低くなる 2: 早期に開花するものの,気温が低すぎて実が成熟しない 3: 虫害や鳥害を受けやすくなる 等が挙げられるでしょう. まぁ~当地は厳冬期でも-5℃を下回る事がないので,どれだけ株が大きくなっていても寒さで株が傷むような事はありませんけどねぇ~. 実際我が家では 2 と 3 だけが過去に問題となりました. 昨年はウワバやエカキムシの被害が早期から発生しましたし,ムクドリに葉や頂芽をむしられました. また一昨年は1月に開花が始まってしまったのですが,その実は十分に膨らまなかったのです. 尚,今年は昨年同様,63×35cmのプランターへ6箇所(2列×3箇所:一箇所に2粒ずつ)播種しております. 2週間後には間違いなく出芽しているでしょうから,今月末に間引きを実施し,その際に支柱立てとネット張りを行うつもりです. そして2月末頃に鳥害対策のネットを設置する予定です. そうそう,既に間引いた苗の引き取り先は2軒(会社の同僚&パートの方を)確保しておりますので,今年は押し付け先に困る事はありません. もしやたら発芽率が良かったら,更に押し付ける相手を探さないといけなくなるかもしれませんけど.w ところで今年用いた土は100%古土再生土. 再生前の古土の半分以上は『昨年スナップエンドウを育てた土』です. マメ科植物は連作を嫌いますが,シッカリ再生処理を行っているので問題ないでしょう. だって昨年スナップエンドウに使った土も,半分は『一昨年スナップエンドウを育てた土を再生したもの』でしたから~. ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ って,本当に大丈夫なのかな? 昨年までは全体の半分は購入した新しい土だったですからねぇ~. 全て再生土というのは初めての経験です. まぁ~古土を再生した際,新品の培養土を2割前後,完熟バーク堆肥を2割前後,古土再生材を1割前後加えていますので,古土再生土に含まれる古土の割合は実質5割程度. それにエンドウ類の連作障害は主に立ち枯れ病だそうですが,古土を入れたビニール袋が溶けるほどの高温処理(by 真夏の太陽光)を行っていますので,病原菌は死滅しているはずです. そう考えると,100%再生土でも全く問題ない気もします. 果たして輪作なしの古土再生処理だけで連作障害が防げるのか? これから約半年間の育成期間終了後に答えが出ていると思います. ただし立ち枯れ病が発生したら,もっと早く答え(=古土再生処理だけでは連作障害が発生する)が判る事になりますけど…. ------ スナップエンドウのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家庭菜園] カテゴリの最新記事
|