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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9191)
カテゴリ:胡蝶蘭
先月半ばに異常が発覚した白花大輪系胡蝶蘭ですが,僅かな可能性を信じて再生に向けた処置を施したものの,残念ながら願い叶わずに枯死してしまいました.
前回紹介した数日後(2009/11/28)には,新葉を除く2枚の葉(株元から切れ込みが入っていた下葉)が黄変しないまま落葉してしまい…. その後,水分不足にならないよう,生き残っていた根と新葉部分にはコマメにミスティングしていたのですが,唯一残っていた『成長を停止していた新葉』の基部にも症状が拡大し,遂にはこんな状態に…. もう茎は完全に干からびています. こんな事なら無駄な足掻きなどせず,直ぐに株を処分しておけば良かったです. ただ再生処理にチャレンジした事で,ブログネタは出来ましたけど.w 再生処理で消費したのは『ダコニール1000』を 1mL と 『ビスダイセン水和剤』 を 1.2g (1袋) だけですから,ブログ記事一回分の代償として許せる範囲かな.ww ダコニール1000 ビスダイセン水和剤 そうそう,ボロボロになった茎や葉と異なり,残っていた2本の根は健康そのものでした. 表面の海綿状組織が綺麗な白色のままでしたので,株を廃棄する前に一部剥ぎ取ってみると,中から青々とした根本体が出てきたのです. 根だけに被害が及ばないなんて事があるのですねぇ~. 少しでも茎にマトモな部分があれば,根とその部分をミズゴケで包んでおく事で腋芽が簡単に出てきそうな雰囲気でした. しかし残念ながら茎はシワシワで…. 結局この株は2007年の秋に我が家に来て以来,一度も開花する事無く終わってしまいました. 昨シーズン(今春)は2本もステムが出たのに,両方共駄目にしてしまった事が非常に悔やまれます. せめて1輪だけでも花を見たかったよぉ~! さて,我が家にある胡蝶蘭で調子が悪かったのは上記の株だけではありません. 昨年ナオリンさんに戴いたピカソもまた絶不調だったのです. 先月にステムが顔を出してきましたが,萎れた葉は元に戻らず垂れ下がったままで,落葉が下葉から順に進行しています. また一番上の新葉が成長する様子もありません. 現在(2009/12/11) 約2週間前(2009/11/25) ステムは非常にゆっくりしたペースで伸びていますが,開花に至る前に株が枯死してしまうかも…. とりあえずこんなに葉が萎れるのは,間違いなく植え込み資材内部の根が傷んで機能していない証拠. ですから,ステムが伸びるより一刻も早く健全な新根が出てきてもらいたいっす! ナオリンさん,戴いた株をコトゴトク駄目にしちゃってゴメンよぉ~! 一方,我が家に昔からあるアマビリス(と言っても,親株は既に枯死していますが…)は成長速度が鈍っている物の,あからさまな劣化は認められていません. アマビリス(子株1号) 現在(2009/12/11) 約3週間前(2009/11/18) 例年ならこの時期,まだそれ程成長速度が鈍化している印象は無いのですけどねぇ~ やはり秋季の2度にわたる緊急植え替えは,あまりにも株に与えたダメージが大きかったようです. こちらもステムが伸びていますが,このまま伸ばしてしまっても良いのかなぁ…. 現在(2009/12/11) 約2週間前(2009/11/25) 尚,秋季の第1回緊急植え替えに株分けせざるを得ない状態になってしまった『アマビリスの孫株(子株1号からポロリと取れた)』は恐ろしいほどゆっくりとしたペースで成長を続けています. 現在(2009/12/11) 6週間前(2009/10/30) 株分け直後(2009/9/6) 株分け直後は『子株1号』共々根が殆ど無い状態でしたが,もう一本くらいは新根が出てくれているのかなぁ~. 引っこ抜いて確認したい衝動を抑えるのは大変ですが(w),このまま何もせずに見守っていきたいと思いま~す. ------ 胡蝶蘭のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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