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カテゴリ:ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメンの開花が遅れた影響で年内にディスプレイを開始できるか危ぶんでいた『ガーデンシクラメン&スィートアリッサム&ジャノメエリカ&アイビー』の寄せ植えですが,本日よりディスプレイを開始しました.
花数はまだ少ないですが,一週間前にガーデンシクラメンが開花し始めたからです. 2006年に夏越しが成功したガーデンシクラメン(2007年の晩春に枯死)が開花に至ったのは年が明けて2ヶ月以上が経過してからでしたので,今シーズンは比較的開花開始が早かったと考えて良いでしょう. ただ早期開花に至ったのが株の個体差(or品種差)に由来するのか,管理方法の違いによるものなのかは不明です. とりあえず今年は早期開花に効果的らしい夜間温度の確保(10~15℃前後:20℃まで上げると品質が低下する)に努めましたが(10月末から夜間は屋内取り込みを実施),比較対象が無いので効果を断定できません. 2006年に夏越しが成功したガーデンシクラメンが生き残っており,今シーズン行った処理をその株に対して実施できていたなら,効果の有無がハッキリ判ったのですが…. もし現存の株が来夏も無事に越せば,来シーズンに『夜間も一切屋内に取り込まない』という管理方法を施して その結果を今年の結果と比較する事で効果の程度を類推できますが,開花が遅れてしまう可能性がある管理方法をワザワザ試してみたいとは思いません. 間違いなく来年以降も晩秋からの夜間屋内取り込み管理は続ける事になるでしょう. ただし,『来年も無事夏越しに成功すれば』の話ですけど.w それにしても今年の寄せ植えはスィートアリッサムが貧弱だなぁ~. この組み合わせの寄せ植えは2005年から作り続けていますが,間違いなく今年がワーストです. 株自体に問題があるのか(コボレダネ株),土が悪いのか…. なんてったって土の大部分は酸性化が進行し&団粒構造が壊れてしまっていると思われる古土ですからねぇ~. 一部の土は入れ替えてありますが,スィートアリッサムは極端に酸性を嫌います. とりあえず効果があるか判りませんが,スィートアリッサム周辺の土へゼオライトを埋め込んでみました. ゼオライト また肥料不足も考えられますので,緩効性固形肥料も散布しておきました. 一ヵ月後,効果が表れていたら良いのですけど…. ところで,今回この寄せ植えのディスプレイを開始した為に,トコロテン方式で押し出されてしまった物があります. それは季節外れのサルビア・スプレンデンスの鉢(↓). この時期にすれば『なかなか』の状態でしょ.w 巷では既に引っこ抜かれている物が大半ですが,我が家ではいつも年明けまでディスプレイさせています. まぁ~さすがにそこまで引っ張ると最終的にかなりみすぼらしい状態になりますので,今シーズンは年明け前に処分する事にしました. ただし,処分すると言っても引っこ抜くわけではなく,切り戻して霜が当たらない場所で冬越しさせるのです. ちなみに上記の株(4株)は2006年の春に播種したもの(スカーレットジルバ)で,既に3回も冬を越しています. 切り戻し後 これで耐寒性も上がりますから,今シーズンも無事冬を越してくれる事でしょう. 尚,我が家にはサルビアの鉢がもう1つありますが,そちらはもう暫くディスプレイを継続する予定です. だって今処分しちゃうと,エアコンの室外機カバー(木製室外機カバー NC-990(ブラウン))の上が寂しくなっちゃうので…. 木製室外機カバー NC-990(ブラウン) 一見すると切り戻しを実施した鉢よりも花数が少なくてみすぼらしいですね. これなら鉢の入れ替えを行い,こちらの株を処分すべきだと思われる方もいるかもしれません. しかし花の傷みはこちらの鉢の株の方が少ないため,遅くまでディスプレイ可能と考えられたのです. 実はこの2鉢,秋まで定期的に切り戻しを行っていたのですが(草姿を整える為)こちらの鉢の方が最後の切り戻し時期が遅く,その結果,花の咲き始める時期が遅かったのです(従ってステムが新鮮). 尚,この鉢の花付が悪いのは『エアコンの室外機カバーの上』の日当たりが悪い為で,株自体に問題があるわけではありません. ちなみにこの鉢のスプレンデンスは『2005年の秋に購入した名無し格安苗(2株) 』と『2006年の春に播種して育てたスカーレットジルバ(2株)』の計4株だったのですが,1株は昨シーズンの冬越しに失敗して枯死してしまったため,コボレ種を移植した物に入れ替わっています. 従って現在は名無し株とスカーレットジルバが何株ずつあるのか判りませ~ん.w ------ ガーデンシクラメン&アイビー&スィートアリッサム&ジャノメエリカの寄せ植えのその後の様子はこちら サルビアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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