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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9189)
カテゴリ:胡蝶蘭
年明け(2010/1/3)に仮支柱を立て,それ以降も順調にステムが伸びていた胡蝶蘭・アマビリスの子株1号ですが,あってはならぬハプニングが発生してしまいました.
先日の連休明け(2010/1/12)の事,出社する際(夜間部屋の中央に取り込んだ株を窓際へ移動させるついで)に株をチェックした時は全く異常無かったのですが,帰宅して(窓際から部屋の中央に取り込む際に株を)みると下から二つ目の節に傷が…(以降,写真は翌朝の物 & 結束用のビニタイは除去済み). そして下から一つ目の節と二つ目の節の間の部分が萎れていて…. ||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン|||||||||||||||| こうなってしまっては折れてしまったと同じです. 仕方なく下から一つ目の節の少し上でステムを切除しました. 運が良ければ下から一つ目の節から新たなステムが伸びてくるでしょうが,花数は減りますし,開花時期も遅れます. そしてそれは株の体力を過剰に削る事につながると共に,来期の育成開始時期が当初よりも遅れることを意味します. はぁ~. 2005年から胡蝶蘭を育てていますが,胡蝶蘭の育成に慣れて扱いがイイカゲンになった所為なのか,昨年からミスが多発しています. 特にステムをは昨シーズンと今シーズンで3本を駄目にした事になります. 2007年~2008年のシーズンなんて,一株から複数出たステムをちゃんと咲かせきったのですがねぇ~. さて今回ステムが駄目になった直接の原因ですが,『妻が掃除の際に荒っぽく動かした(日中はリビングの窓際の床に置いているので掃除の邪魔になる)』or『次女が鉢を無意識に揺り動かした(手前に置いているポインセチアの鉢にぶつかり,そのポインセチアの鉢が胡蝶蘭の鉢にぶつかった)』の何れかだと考えられます. 置き場所が置き場所だけに仕方ないようにも思えますね. しかし根本的な原因は別にあるのです. それは仮支柱立て&誘引を大雑把にやってしまった事. 先ず(仮支柱に限らず)支柱を立てる際は『支柱が回転しないように植え込み資材に挿す部分は折り曲げた方が良い』のですが,植え込み資材がミズゴケではなく発酵バークだったので『先端を折り曲げた支柱』を突き刺しにくかった&少ない根を少しでも傷めたくなかった(辺で突き刺すより,点で突き刺した方が根にぶつかる率が低い)と言う理由で,曲げずにそのまま挿していました. 花ごころ 洋らんバーク12L また(仮支柱を立てた際の写真を見ていただければ判るのですが)根をなるべく傷めないように仮支柱は鉢の縁に鉢の外壁に沿って挿したのですが,そのままだと支柱が斜め方向へ突き出してしまうため,緩やかなカーブをつけて垂直方向へステムが伸びるように仮支柱を曲げていました. でも仮支柱がクルクル回転してしまうため,時には誘引したステムが引っ張られるような変な力が加わる事に…. 更に誘引には専用のビニタイを用いたのですが,定番の『8の字』や『適度な強さでの結束』を行わず,かなりルーズな状態にしてしまった結果,ごそごそ動いて節に傷が付いたようなのです. ビニタイ 洋ラン用 15cmx200 ちゅ~訳で,次回の支柱立てからは少し工夫してみようと思います. 先ず仮支柱は植え込み資材には挿さず,鉢の外壁に固定してぐらつかない様にするつもりです. 具体的な方法は『kojimaさん』のウェブサイトの『蘭の技術 - 蘭の設備 必要だが安く上げたい』の『蘭を吊る(蘭の吊り具をつくる)』や,『ハッピーパイパーさん』のウェブサイトの『洋蘭の世話の仕方』の『オーキッドハンガーの作り方』を御覧ください. 写真つきで判りやすく作り方が解説されています. 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』にも同じような原理の物が載っていますが,こっちの方が安定感が良さそうです. 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』 とりあえずオーキッドハンガーは名前の通り『胡蝶蘭を吊るすための物』ですが,仮支柱の一端を『オーキッドハンガー』と同じようにして使用する事は可能でしょう. そして仮支柱への誘引はビニタイではなく専用のクリップを使いたいと考えています. ただ専用の物(ステムクリップ等)を扱った店舗が楽天市場内にはありません. もう少し汎用性の『小枝ささえ』という商品は売っているのですが,これってどれくらい胡蝶蘭に適しているのですかね? ワンタッチで誘引!誘引クリップ 『小枝ささえ』緑 SPS-38 実物が見られないので,どんな物なのかちょっと心配! これこそネット通販の欠点ですね.w ------ 胡蝶蘭のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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