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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
先月末に『ポインセチアの鉢にキノコバエが発生している』と報告しました.
そしてその駆除にベープマットを使っていると…. しかし残念ながらベープマットでは奴らを全滅させる事ができなかったのです. 確かに成虫には効果があり,部屋の中に奴らが飛ぶ事は無くなりました. 全て鉢周辺で死んでくれるのです. そして転がる死骸の数もピーク時の数分の1以下に減りました. ただし即効性がない or マットをセットした直後と交換直前で効果に差があるのか,死ぬ前に交尾して卵を産んでしまう個体がいるらしく,いつまで経っても奴らは絶えてくれなかったのです. そこで10日前(2010/2/11)にキノコバエの幼虫の餌になる『コケ』が生えた表土を少しハツリ取り,IGR殺虫剤であるマッチ乳剤を散布しました(マッチ乳剤 0.25mL + アプローチBI 0.5mL → 500mL). マッチ乳剤 250ml 展着剤 アプローチBI 500ml 作業前の表土 作業後の表土 そしてその2日後にネオニコチノイド系薬剤のアルバリン顆粒水溶剤を散布しました(アルバリン顆粒水溶剤 1g + アプローチBI 1mL → 2L). アルバリン顆粒水溶剤 100g マッチ乳剤とアルバリン顆粒水溶剤を選択したのは,両薬剤とも恒温動物への毒性が低いから. まぁ~後者は,丁度その日がスナップエンドウとスィートアリッサムに該当薬剤を散布する予定日でしたので,その残った液をついでに使っただけなのですけどね.w ちなみに前者は幼虫の『脱皮』を阻害する薬剤です. とりあえず上記の対応を取ったおかげでキノコバエは完全に我が家から姿を消しました. これでもう今シーズン中に奴らが屋内で発生することは無いでしょう. そして来シーズンは早期から上記対応で奴らを駆除したいと思います. さて,現在のポインセチア自体の状態ですが,フリーダムには漸く新芽が出現し,レッドフォックスに出ていた新芽は遠目でも確認できるサイズになっています. 後列:レッドフォックス 右から順に2006年挿し木株,2007年挿し木株, 2008年挿し木株,2009年挿し木苗 前列:フリーダム 右から順に2007年挿し木株,2008年挿し木株, 2009年挿し木苗 レッドフォックス(2007年挿し木株 フリーダム(2007年挿し木株) ちゅ~事で,順調に推移していると判断していいのかな? ------ ポインセチアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 6, 2010 10:12:17 PM
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