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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
『今年も無事に冬を越したポインセチア達』の植え替えを昨日実施しました.
先ずは植え替え前の様子. レッドフォックス 左から順に 2006年挿し木株(5号鉢) 2007年挿し木株(5号鉢) 2008年挿し木株(4号鉢) 2009年挿し木苗(2号ポット) フリーダム 左から順に 2007年挿し木株(5号鉢) 2008年挿し木株(4号鉢) 2009年挿し木苗(2号ポット) レッドフォックスに比べるとフリーダムの成長が遅れていますが,毎年この時期はこんな物ですので特に問題ないでしょう(レッドフォックスはフリーダムよりも生育適温の下限値が低い). 気温が上がれば,水切れを起こして困るくらい葉が茂りますしねぇ~. ちゅ~か,レッドフォックスはこのままだと枝数が多くなりすぎてしまいますので(デメリットはこちらを御覧ください),もう少ししたら頂芽の数を8~10個程度まで減らす必要がありますけど.w さて今回の植え替え,2号ポット苗は4号鉢へ,4号鉢の株は5号鉢へ移し変えました. その際,2号ポット苗は根鉢を崩さないようにし,隙間へ『水やりらくちん』を加えた土を足しました. 水やりらくちん 6gx5袋 一方,『4号鉢の株』と既に『5号鉢に植えられていた株』は軽く根鉢を崩した後,吸水させた『水やりらくちん』と土を加えました(『5号鉢に植えられていた株』は元の鉢に戻しました). 鉢から抜いた直後 崩した根鉢 再植え付け後 レッドフォックス 左から順に 2006年挿し木株(5号鉢) 2007年挿し木株(5号鉢) 2008年挿し木株(5号鉢) 2009年挿し木苗(4号鉢) フリーダム 左から順に 2007年挿し木株(5号鉢) 2008年挿し木株(5号鉢) 2009年挿し木苗(4号鉢) 一般的にポインセチアの植え替えでは根鉢を崩しません. ポインセチアは根を弄られる事を嫌い,下手すると枯れてしまうからです. にも拘らず今回根を傷めるような事をあえてしたのは,夏場の管理を少しでも楽にしたかったから. 7~8月のポインセチアって,朝と夕方の一日二回給水しないと葉が水不足で萎れてしまいます. 少し萎れる程度なら給水で復活するのですが,ちょっと手遅れになっちゃうと落葉まで症状が進行し,鑑賞性が低下してしまうのです. そんな訳で,土壌の保水性を上げる事が最優先課題と考え,土に混ぜるだけで効果がある『水やりらくちん』を『根を傷めてでも』加える事にしたのです. この『水やりらくちん』,高給水性の高分子(ポリマー)が主成分(?)で,自重の約40倍の水分や養分を蓄えられる能力があるそうです. 『水やりらくちん』の初期状態 吸水して膨らんだ『水やりらくちん』 紙オムツやナプ○ンを想像していただければ良いでしょうか? ただ紙オムツ等と違うのは,一旦吸い取った水をリリースできる事. 土が乾燥時になった時,蓄えた水分と養分を一緒に(?)放出するので,あたかも貯水槽のような役割を果たすらしいのです. ただしその効果は売り口上(留守にしても安心! 10日前後の旅行もOK)程の物では無いようで,過信すると痛い目にあうとの口コミ情報を見かけました. とりあえず私の場合,7~8月のポインセチアへの給水が朝のみの一日一回になれば目標達成ですので,それぐらいは何とかなるのではないかなぁ~と思っているのですが…. そうそう,根を傷めるような植え替えを今回思い切って行えたのは,最悪『根傷みで枯れちゃっても良いやぁ~』と言う気持ちもあったからです. だってそんなに大量の株があっても,ディスプレイできる場所が我が家にはありませんからねぇ~. とりあえず来秋~来冬には2008年&2009年の挿し芽株しかディスプレイする予定がありません(2006年&2007年挿し木株は誰かに押し付ける). ただしそうは言っても,根が傷んだ事で水切れを起こさないよう念のために『葉が多かったレッドフォックス』は切り戻して葉を減らしておきました. 尚,『水やりらくちん』は4号鉢へ3g(本来は3.5gが適量),5号鉢には6g(1袋)を用いました. ちょっとケチったけど大丈夫かな? そういや猛威をふるった(w)キノコバエは完全に沈静化しております. やっぱ薬剤を撒くと効果覿面だなぁ~・ ------ ポインセチアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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