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テーマ:家庭菜園(59008)
カテゴリ:家庭菜園
文字数制限で書ききれなかったの『ミニトマト植え付け』の話の続きです.
定植後,ハイポネックス原液の500倍希釈液と過燐酸石灰を少量散布し,支柱代わりにタワーリングサポートを設置して完成です. 過燐酸石灰 【1Kg】 ハイポネックス原液 タワーリングサポート 180cm 正式な永田農法では植え付け前に用土へ液肥を含ませておくのですが,別に後から与えても問題ないでしょう. 根を切断した苗は萎れるのを防ぐ為,念のために日陰に置いていましたが,一週間後には日向へ出すです. 尚,今回植え付け用土に『くん炭』や『完熟堆肥』を混ぜ込んだのは,それらが『ケイ酸カルシウム』の代用になるのではないかと考えたから. 永田農法では土壌中和の為にケイ酸カルシウムを用います. 確かにケイ酸カルシウムには土壌中和効果があるでしょうが,実際のところ永田農法でケイ酸カルシウムを使うのは『有効成分(微量元素&珪素)』の補給目的ではないかと私は考えています. 永田農法は『窒素,リン,カリだけを与えて育てる方法』と言う事になっていますが,そんな事ありえません. 永田農法といえばトマトが有名ですが,カルシウム不足になれば尻腐れ病になるのが常識です. にもかかわらず『窒素,リン,カリだけしか含まれていない液体肥料だけを与えて育成法』で問題が発生しないのは,ケイ酸カルシウムに含まれるカルシウムを植物が利用しているからでしょう. またケイ酸カルシウム(商品名:ケイカルetc)はケイ酸とカルシウムからなる純品ではなく,多数の微量要素を含んでいるのは有名な話です. 最近は永田農法のマルチングへ『くん炭』を使う事が推奨されていますが,その明確な理由は何処にも書いてありません. しかしそれはケイ酸カルシウムと同じ効果(微量元素&珪素の補給)を見込んでいるからではないでしょうか. ただそんな事をあからさまにすると『ケイ酸カルシウムなんて特にいらないジャン!』&『窒素,リン,カリだけを与えて育てる方法って嘘ジャン!』となって,永田農法のセンセーショナルな特徴が消えてしまうからか,永田さん親子が書いた本にはそんな事一切書いてありません. そんな事になったら永田農法信者が減っちゃいますからね. 色々科学的なアプローチを行っている(著書に記載)両氏ですから,こんな簡単な事実に気が付いていないとは思えませんので,意図して事実を隠しているのでしょう. 商売人としてうまいことやっているなぁ~と思いますが…. ------ ミニトマトの植え付けの前半の様子はこちら ミニトマトのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 1, 2010 03:16:02 PM
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