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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
ブログ復活以降,負の状態にあるものばかり公開してきましたが,当然そんな植物ばかりではありません.
とっても順調に育っているものもあります. つ~か,本来そんなものばかりでないと困るのですが.w とりあえず元気イッパイの代表格といって良いのがポインセチア. メキシコ原産の暑さ大好きな植物ですから,今年のような気候は大歓迎. しかし問題は鉢植えで育てている事. あまりに葉が茂りすぎ,蒸散量に対して鉢内部に保水できる水の量が足りなくなってしまうのです. 昨年まで夏期は朝晩二回の給水が必須でした. さもないと翌朝にはシナシナに萎れていて…. まぁ~今年は水やりらくちんを土に漉き込んだので,そこまで重症化する事はなかったのですけどねぇ~. 水やりらくちん 6gx5袋 ただ今年の8月の暑さは異常でしたので,蒸散量を減らすべく,御盆明け(2010/8/20)に最後の切り戻しを行いました. 切り戻し実施前 フリーダム レッドフォックス 切り戻し実施後 フリーダム レッドフォックス こんなに切っちゃって大丈夫?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,それは心配後無用. 暑けりゃあっと言う間に復活するのがポインセチアの良いところで,約10日前(2010/9/25)にはこんな姿に~. 約10日前(2010/9/25) フリーダム レッドフォックス これで後は苞葉が色付くのを待つばかり………と言いたいところですが,まだ『ひと手間』必要です. ポインセチアを育てた事がある人なら『あぁ,短日処理の事ネェ~』と思われる事でしょう. しか~し,そうではないのです. 実は今シーズン,短日処理は実施せず,屋外で放置しております(ただし外灯や屋内の光が当たらない場所ですけど). と言うのも,昨年短日処理をせずに放置していた株のほうが苞葉の発色が早く,苞葉のサイズも大きかったからです! ただし,それは短日処理の有無が原因ではありません. 言いたかったのは,早生種はワザワザ短日処理などしなくても,自然の日照量に任せておけば十分苞葉が発色して大きくなるって事です. っで,肝心の上記現象の原因ですが,それは頂芽の数によるものだと考えられます. すなわち,頂芽が多すぎる株は個々の苞葉が十分に育たないという事なのです. 調べてみると,プロも最終的にポインセチアの頂芽は10個程度しか残さないそうなのです. ここまで書けば賢明な皆様は『ひと手間』の正体が何たるか判りましたよね. そうです,必要なのは茎の間引き(剪定)なのです. とりあえず大きく育った茎が近くに複数ある場合は一本だけを残して他はカット. また↓のような小さな芽は株のエネルギーを浪費してしまいますので,これらもことごとくカットしました(2010/9/25). すると株たちはこんな姿にぃ~! 間引き(剪定)直後 フリーダム レッドフォックス って,処理前とあまり違いが判りませんかね? 一応結構な量↓を切除したのですけど…. さて,例年フリーダムは10月中~下旬に苞葉が発色し始めますが,今年はどうなるかなぁ~. ------ ポインセチア のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 29, 2010 07:00:08 AM
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