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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9191)
カテゴリ:胡蝶蘭
今年は例年に比べて胡蝶蘭の成長量が少ないっす!
屋外へ出した6月半ば以降,アマビリスの子株1号もピカソ(親株)も2枚しか新葉が出ておりません. 屋外管理開始直後(2010/6/16) アマビリス ピカソ 現在(2010/10/7) アマビリス ピカソ まぁ~成長した葉はそれぞれ3枚ずつなんですけどねぇ~(屋外に出す時点で成長途中の葉が存在したため). でもどの葉も小さくって…. ||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン|||||||||||||||| アマビリスの子株1号からは孫株2号が,そしてピカソ(親株)からは子株1号が出た為,仕方ないといえば仕方ないのですが…(成長に回すエネルギーが分散してしまった). しかしそれらもさほど成長しておりませんので,この成長量の少なさは異常と言っても良いでしょう. だって3年前(2007年)のアマビリスは『親株』&『子株1号』&『子株2号』が1鉢に植わったままの状態でしたが(後に『親株』が枯死して『子株5号』まで増加),『子株1号』だけで新葉がワンシーズンで4枚出ましたから…. で,この成長量の差の原因として考えられるのは昨年までと今シーズンの植え込み資材の違い. 昨年の9月初旬まではミズゴケを使っていたのですが,(その後紆余曲折があって)約一年前から発酵バークに切り替えていたのです. ニュージランド産水苔 500g 花ごころ 洋らんバーク12L この発酵バーク,保水性が低く通気性が非常に良いおかげで,胡蝶蘭の根腐れを防ぐ効果は抜群です. 梅雨時,秋雨の時期,また冬越し時に株を弱らせない事を主眼に考えるなら,非常に優れた植え込み資材と言えるでしょう. ただしその利点は欠点の裏返しでもあります. だって『保水性が低い』=『保肥性も低い』と言う事ですからねぇ~. とりあえずミズゴケ使用時よりも施肥ペースを上げて,週に1~2度 液体肥料を与えていましたが(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000~1000倍希釈液),もっと頻度を上げてよかったのかもしれません. ハイポネックスハイグレード洋ラン というのも,発酵バークは通常プラ鉢と組み合わせて使うのですが(ミズゴケは素焼き鉢とペアで使用),私はプラ鉢よりも鉢内部が乾きやすい駄温鉢を使用しているのです. 『プラ鉢だと重心が高くなり(鉢重量が軽い為),株が倒れやすくなってしまう』と考えての処置だったのですが,まさかこんな落とし穴に嵌るとは…. 夏期の成長量低下はある程度覚悟していましたが,ここまで低くなっちゃうとネェ~. もうソロソロ屋内に取り込む時期になっておりますが(最低温度が18℃未満),ある程度旺盛な成長が見込まれる間(屋内管理の場合,当地では11月イッパイくらいまで)は2~3日に1回のペースで施肥を行っていこうと思います. だって地上部の成長量はイマイチでしたが,地下部(根)は良い感じで成長しているみたいですから~. アマビリス ピカソ 一見するとアマビリスの根は少ないようですが(地上部に出ていない),実は鉢の下の穴から出てきちゃったりしておりますので(↓),鉢内部にそれなりの量の根が張っているのでしょう. ピカソも子株の茎部分から新根が出てきておりますので(↓),来シーズンに株分けができるのではないかなぁ~と期待しております. まぁ~その前になるべく株にダメージを与えないようにして冬越しをさせねばいけないのですけど.w ------ 胡蝶蘭 のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 25, 2010 04:14:14 AM
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