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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
今年は一切短日処理をせず,自然の日長に身を任せさせていたポインセチアですが,ほぼ例年通りの時期にフリーダムの苞葉が赤く発色し始めました.
10日前(2010/10/18)の時点では,心眼で見ると(w)『頂芽付近の葉色が少し変わってきたかな?』って感じだったのですが,先週末(2010/10/24)には苞葉がどれかはっきりと判るほどにぃ~. ただし花芽がまだ確認できないような状態ですのでマダマダこれからと言ったところです. しかし今回の件で,フリーダムには短日処理が不要と判ったのは収獲です. さすが早生品種.w これで来年以降は随分手間が省けます. 尚,一昨日から急激に冷え込んだ為,フリーダム3株(2007年,20087年,20097年の挿し芽株)は屋内管理へ移行致しました. ただ屋内管理だと長日条件下に晒す事になってしまうため,夜間はダンボールに入れております(短日処理を実施). 一般的に苞葉が色付き始めれば短日処理を終えても大丈夫と言われますが,これまでの経験上,あまり早く短日処理を終えると花芽が形成されない(=苞葉が大きく育ちきらない)印象を持っておりますので,念の為に2週間ほどはこのダンボールに活躍してもらおうと思います. 一方,早生品種ではないレッドフォックス(2006年,2007年,20087年,20097年の挿し芽株)は未だ苞葉発色の気配がありません. もう暫く屋外管理で自然の日長条件下に晒す必要があるでしょう. こいつらまで屋内に取り込んで短日処理を行うのは,スペースの関係上ちょっと厳しいのです. というより,屋内に取り込んで環境温度を上げてしまうと苞葉が育たないため(過去に経験済み),屋外で管理せざるを得ないのです. ただし,過度な寒さに当ててしまうのは枯死の恐れがありますので(メキシコ原産ですからネェ~),流石に放置する訳にもいきません. そこで面倒臭いですが,昨年同様夜間はストッカーへ保存する事に(2010/10/27~). 夜露や風が防げますから,体感温度(植物にも使う言葉?)はそれ程低くならないでしょう. とりあえず来月半ば~末まではこの状態かなぁ~. 尚,今年は矮化剤(ビーナイン水和剤)を用いると共に,摘芽を頻繁に行った影響で,株がコンパクトに仕上がりつつあります. ビーナイン 水和剤 1gx5袋 頂芽が少なく,苞葉の数自体は少ないかもしれませんが,苞葉のサイズを大きくするためには仕方ありません. 果たして,ちゃんと売り物のポインセチアの様に苞葉と緑の葉のバランスが良い姿になってくれるかなぁ~. ------ ポインセチア のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 12, 2010 04:37:00 AM
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