おとぼけルーキーのめっき2,000,000∞13

これは、俺自身がということ。

　このところ少し間ができると考えるようになってるのですけど

以前はめっきのお仕事で困難なこと（材質や処理内容的に）でも

よくわからないままどんなものでも突撃して行って

・製品が溶けた

・全然思ってたのと違う仕上がりじゃねーか

・詐欺師

・いなかもん

・20世紀の仕事してんじゃねーよ

などなど

数々の罵声を浴びせられたものです。お客様はじめいろんな方々に。

最近は、それを回避してしまう傾向にあるように感じます。

危険すぎる製品やリスクの高いものを希望されるお客様のお仕事を

辞退させて頂いたり。

逃げではないと思うんです。逃げてるわけでは。

本当に危険であって、製品のことを考え、

その製品がダメになったときのお客さんの悲しみとかが先によぎるから

石橋をたたきすぎているようなところがこのところ俺の中であるように感じてます。

誰に言われたわけでもないですが。

　ここらで久々に、いってー目にあっとかなあかんのかもしれんですね。

わざと製品を傷めたり失敗したり、ということではないですが、

久々に‘こんちくしょー！！’と思う出来事を求めてるのかもしれません。

そうやって負のエネルギーで動いてきた人間ですので。

‘負けるかボケ！’

みたいなところから、ものすごいパワーがみなぎると思うんです。

実際これまでもそうでしたし。

‘君ならできる’‘向いているから’‘才能があるから’

というプラスな正の気持ちでは、弱い。気が変わればそれまでです。

負はどこまでもついてきます。

　何に勝って誰に負けるというのは自分でも何を基準に線引きしているのか

よくわかりません。同年代の人なのか、同様の職の人なのか、

よくわかりませんが、とにかく俺に負けはない、と。

自分で思っているうちは負けていない。と。

最悪‘リードされてる’ぐらいの気持ちでおります。

6回表でゲームは中盤。という意識が常に働いてます。まだいける。

いくらボロクソ言われても命まではとられませんし、

恥かこうが怒られようがそれは

会社での自分に起こっていることなので一歩外へ出たときの自分には

何も尾をひきません。

この感じ、嫌いじゃないです。

　昨夜の居酒屋での痛てー目を皮切りに

ちょっと、突撃気味で行きたいと思います。