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子供が産まれたらぜひに読ませたい一冊だったんですが・・・
絶版でない!! なんでだ~! すごく良い本なのに! 内容はうろ覚えだけれども・・ イギリスにワンドゥードルという不思議な生物がこの世に存在していた言い伝えがありました。 身体の模様は色々に変化して、生え替わるスリッパを履いていて、大きなくちばしがあって・・ 誰もが「空想上の物」と思っていたのですが本当に居る!と唱えている教授がいました。 ワンドゥードルは「ワンドゥードルは居る」という信じる心が消えてしまうと、存在出来なくなる動物だったのです。 みんなが目に見える物しか信じなくなってしまった為、とうとうワンドゥードルは1匹しか存在しなくなってしまいました。 そのワンドゥードルを探す為に主人公の子供の兄弟3人と教授が旅に出るというお話。 教授が子供達の心をエスコートしながら旅は続くのですが、すごく印象的なシーンがあるんです。 信じる心をもって歩かないと、ワンドゥードルがいる道は消えてしまうんです。 だから教授に励まされながら子供達は「道はある」って信じて歩き続けて(いたように思う)いて、その中で色々な妨害や誘惑なんかがあって危うく冒険が続けられなくなりそうになります。 その中でも「黒い嫌なオラウータンみたいな動物」が何匹も出てきて、主人公の子供達にちょっかいを出します。 「オマエの口、くさいぞ!」「オマエの顔、変な顔!」や主人公の子供達が我慢できないくらい嫌な言葉を言ってキーキーワーワーとバカにしておもしろがります。 子供達が我慢できないで反応すると、もっと大喜びになって益々嫌がらせがエスカレートしてしまいます。 教授が子供達にしたアドバイスは・・・ 「決して相手を見ないで、反応しない事。」 主人公達は必至で彼らの汚い嫌がらせを我慢しました。 自分だけじゃなく、兄弟が嫌な言葉をあびせられても涙を堪えて我慢しました。 そうすると彼らは焦りだし、「お願い、こっちを見て!」「こっちを見ないと舌を噛んで死ぬよ!」「オマエの身体に何かついてる!」とあらゆる手を使って気をひこうとします。 その内、誰かが主人公の1人の手を噛みました。 主人公は振り返り、相手に手をさしのべて「ありがとう!」と握手をしました。 噛んだ相手はビックリしてキョトンとしたまま。 どんなに頑張っても相手にされないオラウータン達がくやしがって浴びせる罵倒を背中に、主人公達はこの試練を乗り越え、ワンドゥードルに会う旅を続けました。 ・・・・・ 説明がうろ覚えなのでヘタくそなんですが、本文はもっとエキサイティングにおもしろく、気持ちが盛り上がるように書かれてます。 でも、これを読んだとき、クラスのこのオラウータンみたいな男の子から執拗な嫌がらせを受けていた私は、「これだ!」と思って実行しました。 「嫌がらせをしてくる人は相手にしない。自分を相手と同じ土俵にあがらせない。」 大人になった今でも、すごく嫌な事をしてくる人がいると「あいつはワンドゥードルに出てくるオラウータン。相手にしない、しない」って思って乗り切ってます。 何か、これってワールドカップのジダンや北朝鮮のミサイルに反応してる阿部さんに教えてあげたいわー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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