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元気ハツラツ爺さんの四方山話

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2006年08月22日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
早実、おめでとう・・・
駒大苫小牧、感動をありがとう・・・

本当に素晴しい試合を高校生が演じてくれた。

斉藤君、田中君両エースの投げあいに感動した、
爺さんです・・・

しかし、素晴しい同年代は他にも居た。

亀田大毅だ・・・
彼はまだ若干17歳である
斉藤君、田中君と同年代だ・・・

彼らは高校生として力一杯プレーをし、我々を感動させてくれた。
しかし、プロとの力の差、身体の差は歴然である。

方や亀田君は高校には行かずプロという道を選んでいる・・・

しかし、プロとなれば17歳も大人も関係ない・・・
百戦錬磨のツワモノ達と同じリングの上で、
同じルールーで戦う事を選んだ訳だが・・・

強かった・・・

インドネシア、フライ級チャンピョン、ウッド・パエス戦をなんと
105秒でKO勝利してしまったのだ。

兄、興毅の試合の件で雑音が入る中・・・
逆風を吹き飛ばした、見事な試合だった。

それでも、世間には何かと言いたがるバカな大人達はいるが、
少年17歳・・・負けずにガンバレ!

斉藤君、田中君も早く、
プロという中で自分の力を発揮して欲しい・・・ガンバレ!


で・・・こういうコラムを紹介したい。

8月9日付け朝日新聞の「国と私」というコラムです。


韓国選手の歓喜の輪は、やがて太極旗(国旗)を先頭にした
ウイニングランになった。
「優勝したみたいやな・・・」
横浜ベイスターズの金城龍彦(30)は、ベンチ前のさくに寄り
かかったまま、悔しそうな表情で見つめた。

3月15日、米カリフォルニア州アナハイム。
野球の国・地域別対抗戦(WBC)2次リーグで日本は韓国
に敗れた。
日本での1次リーグに続く敗戦だった。

韓国系米国人の多い町で、スタンドは韓国への応援が圧倒的
だった。
似たようなアウエーの雰囲気を彼は前にも感じた事があった。


94年夏・・・
韓国・ソウルの東大門野球場に金城はいた。
韓国の高校野球全国大会「鳳凰大旗争奪大会」が開かれていた。
「韓国の甲子園」と言われるこの大会に、日本から在日韓国人
のチームが参加・・・
3年生の金城も、その一員だった。

最初の試合で「おかしい」と感じた。
観客からは自分達へのヤジが飛び交う。
ストライクとボール、アウトとセーフ・・・
審判の判定は不利なものばかりのような気がした。
「勝たせるな」という空気が、球場を包み込んでいた。

「ぼくらは敵なんやな・・・」

初めて訪れた祖父母や父母、そして自らの「祖国」
日本を出発する時の高揚感が、急速に冷めていく・・・。

準々決勝で敗れると、猛烈なホームシックにかかった。

祖国のことを知ってほしい、好きになってほしい。
堺市に住む在日本大韓野球協会会長の韓在愚(ハン ジェウ)氏(69)は、
そんな思いで選手を集め、毎年韓国へ連れて行った。

審判ともめるのは毎度のこと。
かつては観客から・・・
「パンチョッパリ(半クソ日本人)」というヤジが絶えず・・・
ツバをかけられる選手すらいた。

「これで、母国愛なんて、生まれるのか」
韓は自問した・・・。
年々、選手や資金集めが難しくなった。
56年から始まったチーム派遣は、97年を最後に中断している。


アナハイムでの日本の敗戦。
かつてプロ野球・近鉄に所属していた金城の父、晃世(アキヨ)氏(60)は
テレビの前で悔しがった。
一方で割り切れない思いもした。
息子が出場していなければ、どちらを応援するだろう。
「複雑やな・・・」
晃世は何度もつぶやいた。

晃世は大阪で生まれ育った在日2世。
日本は「お世話になっている国」と言う。
「自分の国」と言えば、韓国だ。
祖国の伝統は大切にする・・・。
法事には必ず子供たちも出席させた。
自身は国籍を日本に変えることはないが、子供たちは本人の判断に
任せた。

金城は首位打者と新人王を獲得した00年に結婚。
その後、日本国籍を取得した。
「ずっと日本に住むし、子供もいる。
        絶対、そっちの方がいい・・・」と



韓国に連敗した3日後。
準決勝で日本は三たび韓国と対戦し、完勝した。
「日本代表の一人として世界の舞台で戦えることが嬉しかった」と、
金城は言う。

それでもなお、日本人になりきれない自分を見つめる。
「血はやっぱり韓国人だから」

今も帰省すれば、母の韓国料理に舌鼓を打つ。
伝統を受け継いでいるという意識も強い。
「結局、宙ぶらりんなんですよ」

韓国に住む韓国人、日本に住む日本人。
何の葛藤もなく「祖国」と呼べる人たちがいる。
「ちょっと、うらやましい」と思う・・・と
金城は言う。


私はこのコラムを読んで、あらためて孫娘の顔を思い浮かべた。







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最終更新日  2006年08月22日 14時47分42秒
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