羊毛が洗剤・水分・温度差で縮みフェルト化する原理を利用し
羊毛の繊維を布の目に絡ませて固定する「布フェルト」
毎週牛歩的に進んでいます。
<用意するもの>
- 土台となる布地(シルクや綿など天然素材で、目が詰まり過ぎていないもの)今回は綿ローン60番手 3m
- 好みの羊毛 今回は100g
- 台所用洗剤
- ペットボトル(蓋に穴をあけて、ジョウロ様につかう)
- エアクッション(緩衝材・プチプチクッションの広くて大きいもの)
- バスタオル
1)下準備
今回はワンピースなので、幅150cmの布を3m用意し、2.6mと40cmに分ける。
長いほう(2.6m)を二つに折ったあと、襟ぐりとなる部分を切り取る。
台襟をつける場合は縫い付ける。
短い方(40cm)は半分に分け、袖にする。
(※驚くほどの巨人サイズですが、
縮んでいくので、ここで等身大にしてしまうと、子供サイズにしかならないので注意)
バスタオルの上に、大きめのエアクッションを敷く。
土台となるワンピースを中表にし、間にもエアクッションをいれる。
お湯を入れたペットボトルに台所用洗剤を溶かして洗剤水を作る。
加える洗剤はほんの少量。洗剤水に触ったとき少しぬるっとする程度が適量。
2)羊毛をフェルト化する
布の上に羊毛を縦横格子状に乗せ、洗剤水を裏面にまで浸透するようにかける。
(ここからフェルト化する羊毛を布に固定させる工程)
洗剤水が満遍なく染み込んだら
手の平を使って、小刻みに布と羊毛を一緒に擦る。
(慣れるまで案外難しい作業)
羊毛だけを動かしてしまい、そこだけでフェルト化する失敗が多い。
体力と忍耐力が試される・・・。ひたすらゴロゴロし続けます。
ポイント羊毛に洗剤を付けると、
キューティクルがガサガサになり繊維が絡まっていきます。
髪の毛を石けんで洗うとゴワゴワになりますね。それと同じです。
土台の上に羊毛を乗せ、洗剤水を浸した状態
3)状態のチェック。
羊毛がフェルト化しているかどうかは
表面を指でつまみ、繊維が持ち上がってくるようであれば
まだフェルト化は完了していません。
出来上がりの見本がこちら
お手本は9時間で出来たそうですが
おいらの集中力はせいぜい40分なので
ぼちぼち休みながら、短時間限定で回数多く頑張っています。
この冬に完成するかは疑問ですが・・・
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