|
カテゴリ:花
相模線といっても殆どの方には馴染みのない名前なのではなかろうか。
神奈川県を南北に、茅ヶ崎から橋本まで縦断しているローカル鉄道である。 これでも一応JRの路線ではあるが、昔国鉄分割民営化の際には、廃止が検討されたほどのマイナーな鉄道で、首都圏の鉄道としては珍しい無人駅さえある。 今のところは、沿線の高校生の通学電車として細々とその命脈を維持している。 その相模線では一番立派な駅が原当麻駅である。 この原当麻駅から徒歩で約十分のところに通称「下原やえ桜通り」がある。 既に桜のシーズンは終わりをみたが、ここには約100本もの八重桜が今を盛りと咲き誇っている。 八重桜は只の1本でも豪華な美しさを醸しだすが、歩道沿いにびっしりと植えられた多数の八重桜は、まことに見事という他ない。 しかし、マイナーな鉄道のさらにマイナーな通りであるだけに、其の美しさを愛でる人とてないのが残念なことではある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月24日 18時59分34秒
コメント(0) | コメントを書く |