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カテゴリ:戦争
朝もやに沈むスペインの美しい村「ゲルニカ」。
今から、70年前の1937年4月26日、この村はナチスドイツ軍機による突然の空爆で、短時間のうちに7000人の住民のうち2000人もの人々が虐殺された。 その報に接したピカソは、激しい怒りにかられ、縦3.5m、横7.8mの巨大な壁画をわずか1ヶ月で完成させた。 これが「ゲルニカ」である。 非武装の市民をのみ対象にした「戦略爆撃」は、この後重慶・ドレスデン・東京下町・広島・長崎と連綿と続く。 戦略爆撃は、まさに近代戦争そのものであり、虐殺の歴史である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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