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カテゴリ:危機管理
シンドラーエレベーターの事故は、安全管理の重大さを、私たちにまざまざと見せ付けたのだが、その教訓は全く生かされていないようだ。
アッパラパーで与党の案件か野党の案件か、分かりもしないのに起立してしまうオバカっちょな小泉の構造改革とやらで、日本はガタガタになってしまったのだ。 やたらとコストをカットすればそれがあたかも有能の証であるかのような風潮が,狭いこの日本に蔓延している。 昔から言われているのだが、ケチと倹約は似て非なるものなのだ。 ケチはとにかく金を出し惜しみして、自分の懐に一方的に貯め込む、其れに対して倹約は、日頃、出費を抑制していても必要なところにはちゃんと金を使う、だからこそ金は世間を廻っていく。 日本の企業・行政のやっていることは、倹約ではなく只のケチでしかない。 だからこそ、戦後最長の好景気だと笛を吹いては見ても、私たち庶民には全くその実感がない。 コストカットの名目で下請けをいじめ、庶民をいじめて貯め込んだ金を、大企業は己の懐にしまいこむだけ。 世間に庶民に還元することはないから、所得格差ならぬ、景気に対する意識格差がはっきりと2分してしまうのだ。 栄華の象徴であった六本木ヒルズも、裏に廻れば今にも切れそうなケーブルに辛うじてぶら下がっているハリボテだったとは、まさに日本経済そのものではあるまいか。 新潟日報の記事はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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