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カテゴリ:広島・長崎
2007年05月29日 17:44 【共同通信】
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館(長崎市)は29日、今年の海外原爆展を6月27日から9月9日まで、スペインのゲルニカ平和博物館で開くと発表した。 ゲルニカは1937年、ナチスドイツ軍の激しい無差別空爆を受けた都市。今年で空爆からちょうど70年を迎え、1月、現地の市長が来日して故伊藤一長・前長崎市長を表敬訪問し、友好関係を築いていた。 広島、長崎の被災状況を撮影した当時の写真40点と、ぼろぼろになった帽子や学生服、被爆者の体内から取り出されたガラス片など資料10点を展示する予定。 現地で講演する長崎原爆遺族会会長の下平作江さん(72)は「わたしたち被爆者と同じように悲惨な体験をしたゲルニカの人たちと、手をつなぎあって核兵器廃絶を訴えたい」と話している。 海外での原爆展は2005年の米国シカゴ、06年の同ラスベガスに続き3回目。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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