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カテゴリ:年金
年金運用、1・6兆円赤字 サブプライム問題の影響で
国民年金と厚生年金の積立金を市場で運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」は5日、今年7-9月期の運用状況について、手数料などを差し引く前の収益である「総合収益額」が1兆6328億円の赤字だったと発表した。 米サブプライム住宅ローン問題を受けた株価下落や円高ドル安などが影響した。四半期ごとに公表している運用状況が赤字となったのは、昨年4-6月期以来。 同法人の野島康一審議役は「サブプライムローンを証券化した金融商品は保有しておらず、影響はあくまで間接的なもの。今後の収益予想は難しいが、市場環境は現在も厳しい」と話している。 利回りを示す「修正総合収益率」は、今年4-6月期はプラス2・75%だったが、7-9月期はマイナス1・80%に下落。半年間を通じた収益は、前期の黒字2兆3752億円の大半を今回の赤字で食いつぶす形となり、7424億円の黒字となった。 2007/12/05 17:41 【共同通信】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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