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カテゴリ:米軍基地
ワシントン発AFP電によると、米政府のダナ・ペリ報道官は「米軍基地撤去を求められれば、我々は撤退する」と明言した。
米軍基地が戦争の抑止力になるとの世迷いごとは、冷戦真っ只中の30年前40年前ならいざしらず、今日ではその空虚な言葉は全く意味を失っている。 在日米軍は、アジア・中東における米国の覇権を確立し、石油ビジネス並びに軍需ビジネスを支援する為に、自己都合で日本を占領しているにすぎない。 米軍その忌まわしい存在は、日本に大いなる災危をもたらすものでしかない。 1995年米兵による少女暴行という重大な性犯罪は、沖縄のみならず日本全土を震撼させた。 その際、日米両政府は「再発防止・綱紀粛正」を約束した。 しかし、その約束が只の口先だけのものであり、米軍内部に徹底された事は一度としてなかったということが、本年にまたも沖縄の米海兵隊タイロン・ハドナット(38)が14歳少女を強かんしたことにより実証されたのである。 この忌まわしい性犯罪に対しても、少女が悪いという主張が一部の悪意ある部分から発せられている。 そう、いじめられる側が悪い、殺される側が悪い、差別される側が悪い、そして強かんされる側が悪いという、犯罪を擁護し強者におもねるだけの例の理論である。 沖縄で行われている米兵による性犯罪は、日本に復帰して以来の30年間だけで111件も発生している。 未遂あるいは告発に至っていないものを加えると、毎日のように沖縄の何処かで発生しているということである。 これが、全て被害者の所為であるとでもいうのだろうか。 正義無き戦いを世界の各地で繰り返している米軍の士気は極限まで低下し、綱紀はもはやどうしようもないほど爛れきっているのである。 だからこそ、95年の少女暴行事件以来、綱紀粛正は全く進んでおらず、またもや重大な性犯罪が発生したのである。 しかしながら、またしても日米両政府ならびに米軍は恥ずかしげも無く、出来もしない綱紀粛正・再発防止を口にしている。 十年経っても実現すら出来ず、その端緒にすらついていないものが、これから出来るはずもない。 米兵の犯罪を、沖縄からそして日本全土から根絶するのは実に簡単なことである。 そう、日本からの米軍の撤退。 これが、私だけではない日本国民の偽らざる声ではあるまいか。 米軍は、日本から出て行け! イラクからもアフガニスタンからも出て行け! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月17日 13時15分44秒
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