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カテゴリ:戦争
さすがにこの後、軍艦マーチまでは流されなかったものの、あの石破防衛大臣の得意満面そうな笑顔は実に腹立たしい限りであった。 防衛庁が防衛省に格上げになってそうそうのこの赫々たる戦果に、石破も鼻が高かったのであろう。 米軍が沖縄で蛮行の限りをつくし、沖縄県民のみならず広く日本国民全体の憤激をかっているときに、この撃沈に自衛隊よお前もかという思いを強くしたのは私一人ではあるまい。 そもそも軍隊は、戦争の為にのみ存在している組織であり、平和時には全くなんの役にも立たず、只の厄介者でしかない。 そして、あたごはそのことを実証したのである。 膨大な軍事予算を湯水のごとく使い、最新鋭のイージス艦を与えられて見たもののそれを使いこなすことさえ出来ない。 密集する漁船団の中に自動操縦で突撃していったその敢闘精神を、旧日本海軍ならともかく今の世の中で評価する人間はいるはずもない。 まるで、高価なラジコンヘリを金持ちの親から買い与えられた幼稚園児のようなものである。 いずれ飽きるか、それとも使い方を誤って壊してしまうかのどちらかだ。 しかし、その使いこなせない高価なおもちゃは、民間漁船を撃沈し、2人の漁師の命を奪ったのである。 結局、軍拡路線の行き着く先は、庶民に犠牲を強いることでしかないのだ。 石破は国民に謝罪し、近代兵器を使いこなすことが出来ない防衛省を解散すべきである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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