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抗議大会は予定通り＝「夜は1人にできない」－少女暴行、米兵不起訴で・沖縄
3月1日19時31分配信 時事通信


　沖縄県の女子中学生暴行事件は、被害少女の告訴取り下げで米兵が釈放、不起訴となったが、県内の市民団体は1日、抗議の県民大会を予定通り開催することを決めた。「夜は子どもを歩かせたくない」。事件が起きた北谷町では、不安の声が聞かれた。
　事件に対する抗議の県民大会開催を予定している呼び掛け団体の代表らは同日、那覇市内で緊急の会合を開いた。玉寄哲永沖縄県子ども会育成連絡協議会会長は「人権にかかわることなので泣き寝入りはできない」と話し、今月23日に北谷町の野球場で開催することを確認した。
　被害者の気持ちを酌み、大会の名称を「米兵による少女・婦女子への暴行に抗議する県民大会」から「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会」に変えた。
　県議会と県内全41市町村が2月28日までに抗議決議を可決しており、幅広い参加を呼び掛けたいとしている。