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カテゴリ:株式市場
一度は持ち直したかに見えた米株式市場、逆に高値更新から大幅に下落し一相場終わったかに見えた原油先物市場。
それぞれに第2ラウンドが開始されそうな雲行である。 先週は金融救済に100兆円投入という夢物語を受け、急騰を続けた米株式市場ではあるが、よくよく考えてみれば、破産寸前の米財政にそんな余裕があるはずもなく、巨額の赤字国債は引き受け手もないまま紙くずに陥る可能性も多分にあり、2日で534ドルという大暴落となった。 7月3日に1バーレル145ドルの市場最高値をつけ、その後9月16日には91ドルまで暴落した原油先物市場であるが、これから灯油の需要期に入ること等もあり、40%近い大暴騰となった。 株式市場は更なる暴落に向けての、原油先物市場は更なる暴騰に向けての第2ラウンドの助走に入ったようである。 NY株、2日で534ドル下落 金融対策難航で 【ニューヨーク23日共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米政府が打ち出した金融安定化策の導入が議会で難航していることが嫌気され大幅続落、前日比161・52ドル安の1万0854・17ドルで取引を終えた。2日で計534・27ドル下げた。 19日までの2日間で計約779ドル上昇したうち7割近くを失った計算だ。1万1000ドルを割り込むのは17日以来。 ハイテク株主体のナスダック総合指数は25・65ポイント安の2153・33。 米議会で金融安定化策に対する異論や修正要求が続出、導入に対する不透明感が強まっていると受け止められた。 米市場アナリストは「米金融当局の考えていた規模で、実効性ある形で導入されるかどうか懐疑的な見方が広がった」としている。 2008/09/24 07:08 【共同通信】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年09月24日 08時06分55秒
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