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2008年12月16日
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カテゴリ:米軍基地
【沖縄タイムス12月16日朝刊社説】

[車被弾事件]
実射訓練の全面中止を


 「基地の島オキナワ」の現実をまざまざと示す事件がまたも起きた。金武町伊芸区で、自宅の駐車場に止めてあった車から米軍のものと思われる銃弾が見つかったのである。

 幸いにして人身に被害はなかった。だが、乗用車の前部ナンバープレートには長さ約四・五センチ、直径約一センチの銃弾がめり込んでいた。もし住民に当たっていたら、と考えるとぞっとする。

 被弾したのは十日午後三時すぎだ。この家に住む玉城ミツさんが「パーン」という何かがはじける音を聞き、駐車場で白煙が広がるのを目撃している。

 玉城さんは車の後ろで鉢植えの木花に散水していたという。弾が見つかった後「車がなかったら、私にあたっていた」と話しているから、事態は深刻というしかない。

 植木鉢への水やりは玉城さんの日常生活の一こまだ。しかも場所は民間住宅地の駐車場である。銃弾が飛んでくるとは誰も考えない。

 にもかかわらず、同区では人々の暮らしを脅かし、恐怖感をあおる跳弾・流弾事故が頻繁に起こっているのだから異常というしかない。

 今のところ、どのレンジからの弾か確定されていない。だが、弾の大きさや入射角から恩納村内のレンジ7からではないかとみられている。

 米軍が認識すべきなのは、使う銃器の射程距離は長いのにレンジは狭く、民間地域に近いということだ。しかも恩納村側から撃っても着弾地は伊芸区を向く。同区に被害が集中するのはそのためだ。

 米軍基地からの被弾事件は復帰後二十六件。そのうち最も多いのがキャンプ・ハンセン十件、次に多いのがキャンプ・シュワブの八件だ。

 伊芸区では戦後十五件、復帰後だけでも七件に上る。

 一九六四年九月には、小銃弾が民家の屋根を貫き女性が大腿部に重傷を負う事故があった。

 八八年十月には、M16ライフル弾八発とM249軽機関銃弾一発が民家や沖縄自動車道の伊芸サービスエリアで見つかっている。

 玉城さんは「昨年も子どもたちが銃弾のようなものを持ってきていたことがある」と話しており、訓練を要因とする民間住宅地への跳弾、流弾の可能性は否定できない。

 在沖米海兵隊は「すべての訓練は、許可された射撃練習場で責任を持ち、地元に危険を及ぼさないよう確認している」としている。だが危険性は明白であり、レンジの安全性そのものに疑問符が付くのは間違いない。

 今回の事件で、米軍は適切な調査を徹底的に行うとの考えを示している。

 とはいえ、八〇年代半ばにレンジ10で流弾事件が相次いだ際に、米軍は同訓練場が「(流弾が)演習場外に落下することを避けるのを完全には保証できない」と報告したことも忘れてはなるまい。

 東西約十三キロ、南北約四・二キロのキャンプ・ハンセンは米本国や本土の自衛隊演習場に比べて狭く、実弾射撃訓練には無理がある。被弾の危険性がある以上、射撃訓練は全面的に中止すべきだ。






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Last updated  2008年12月16日 14時04分16秒
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