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カテゴリ:写真
汽車の窓から ハンケチ振れば
牧場の乙女が 花束なげる でよく知られている、丘 灯至夫作詞、古関祐而作曲、岡本敦郎歌の「高原列車は行く」は私のカラオケのレパートリーとしても有名だが、この歌の舞台となったのは、今は廃線となってしまった沼尻鉄道である。 これは硫黄の積み出しのために沼尻鉱山から川桁まで敷設された軽便鉄道で、自動車の普及がまだまだ十分ではなかった20世紀初頭には、日本の各地でこの種の軽便鉄道が、建設費・維持費が正規の鉄道に比べ遥かに低廉であったため盛んに建設された。 富士のすそ野にもこの軽便鉄道が敷設されていた。 現存するのがこの1葉の写真だけなので、詳細は全くわからないが、鉄道連隊が軍事用に作ったものではないかと思われる。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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