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カテゴリ:政治
裁判員制度の名の下に、一方的に呼び出し状を送りつけておいて、それに応じなければまるで犯罪人扱い。
裁判官といえどもあくまで公僕に過ぎぬ。 その公僕が、主人公である国民を脅迫するとは言語道断であり、民主主義を完全に否定した、頑迷で時代錯誤的な日本の司法関係者による国民へのクーデターである。 よって、裁判員制度はただちに廃止すべきである。 にほんブログ村 山梨日日新聞 風林火山 2009年10月01日(木) 「正当な理由がなくこの呼び出しに応じないときは、10万円以下の過料に処せられることがあります」。先ごろ、山梨県内の裁判員候補者の元に甲府地裁から「呼び出し状」が届いた▼県内初となる裁判員裁判。通知を手にした北杜市の男性は「召集令状を受け取ったような感覚」と話す。アンダーライン付きの注意事項に記された「過料」の文言。「いきなり日時指定で呼び出され、嫌ならペナルティーを科すという。強権的で民主主義のルールから外れている」▼候補には漏れたが、呼び出し状という通知名に違和感を覚える人もいる。南アルプス市の市議経験者は「市民に裁判員を務めてもらおうという趣旨なら要請書だろう。呼び出しでは被疑者扱いではないか」と怒る▼「呼び出し状」は江戸時代、奉行所が罪人に出した召喚状の名称であり、現在は民事訴訟で期日を訴訟関係人に知らせて出頭を命ずる裁判所の書面のことも指す▼司法関係者の間では当たり前のように使われるが、一般市民にとっては「お上」のにおいがする言葉だろう。裁判所と国民との距離を縮め、司法に市民感覚、社会常識を反映させる、という制度導入の趣旨とは乖離(かいり)しているかもしれない▼北杜市の男性は、裁判所の書状には不満を持ちながらも裁判員の選任手続きに向かう準備を進めている。市民が地域社会の出来事に責任を持ってかかわることが、民主主義には必要だと考えているからだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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