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カテゴリ:写真
悪名高きが故に神奈川県内では一時は絶滅したかに思われていたネズミ捕りがどうやら復活したようなのである。
曰く、「物陰に隠れて密かに取り締まりをやるのは卑怯である」、「こんなことをやる暇があるなら信号無視でも取り締まれ」、「ドライバーは危険性を感じないから流れに乗ってスピードを出しているので点数稼ぎだけの取り締まりは極めて不快である」、「ネズミ捕りは事故の減少にはつながらず警察がアリバイ作りにやっているだけだ」等々ネズミ捕りに対する不満を持たないドライバーはいないのではないかと思われるほどだ。 まさに、スピードを出すこと自体が事故を増大させる等、市民の安全を脅かすことにつながるのであれば、神奈川県警のネズミ捕りがここまで酷評されることはなかったであろう。 では実際に行われていた、「神奈川県警のネズミ捕り」に密着取材をしてみよう。 場所はここである。 にほんブログ村 パチンコ屋トワーズの前に、計測係が制服ではなく目立たぬようにその辺のあんちゃんが着ているようなジャンパーに身を包んで待ち構えている。 いうなればこのジャンバーは、彼らにとっての迷彩服なのではあるまいか。 それで、これがレーダーである。 そして、停止係の皮ジャンバーの白バイ警官が赤旗を持って違反車両の前に飛び出し、ケーズデンキの横に誘導するのである。 ネズミ捕りなるものが、警察本来の役目である交通事故の抑止に沿ったものであるならば、ここまで神奈川県民から酷評されることはなかったであろうが、ご覧の通りこの道路は、将来片側2車線のバイパスに拡幅される予定であり、したがって道路の幅も広くカーブも緩やかであり、両側にはきちんとガードレールも整備されていて、速度超過が事故に直結する危険性はほとんどゼロであると断言してさしつかえない状況なのである。 勿論、ドライバーもそれを承知していて、それなりのスピードを出しているわけで、実際将来バイパスになれば当然制限速度は60キロ程度になるはずである。 それを、現在は周辺の生活道路と全く同じ40キロに抑えられている。 生活道路での60キロとバイパスでの60キロとでは同じ速度でもその意味合いが天と地とも違うのである。 それを、ネズミ捕りで取り締まるのは、ただの点数稼ぎにすぎす、事故の抑止にはまったく役立たない、税金の無駄使いなのではあるまいか。 危険な個所はもっとほかにもたくさんある。 10名以上の大量の警官をこのような地点に配備し、有効な使い方をしていないのであれば税金泥棒と罵倒されても返す言葉もあるまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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