hiryuの写真日刊紙

戦争と平和を考える集い実行委員会から、報告集《世代を越えて戦争体験の共有を》が届きました。
立派な装丁の大変な力作です。

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内容は、
●戦時学童徴用で見た朝鮮人労働者たちの強制労働。
●学徒出陣の経験を経ていま、三里塚の闘いへ。
●自己人生と重ねながら戦争や運命の中で生きる。
●沖縄戦、ベトナム戦争、沖縄返還運動、基地撤去。平和をつくる闘いを。
等々です。
その中から「戦争はいやだ」という詩を紹介します。

　戦争はいやだ

戦争はいやだ
戦争はいやだ
私たちのすべてを破壊する戦争はいやだ
父や母や兄や妹や子供たちを殺す戦争
はいやだ
学校や病院や公園やテントを破壊する
戦争はいやだ
平和とは一体なんだろう
戦争とは一体なんだろう
戦争と結びつく平和とは一体なんだろう
平和省や人権省のない国家とは一体
なんだろう

戦争はいやだ
戦争はいやだ
子供たちに銃を持たせる戦争
はいやだ
いのちを破壊する地雷はいやだ
障害者を作り出す戦争はいやだ
暴力とは一体なんだろう
愛とは一体なんだろう
愛する人を戦争に駆り立てる私たち
は一体なんだろう
子供省や障害省のない国家とは一体
なんだろう

戦争はいやだ
戦争はいやだ
しかし戦争をとめる方法はあるだろうか
しかしいま戦争をとめるために何か
をしなければ私たちの地球はどうなるのだろう
一つしかない地球の美しいいのちを
私たちの手で守ろう

平和とはなんだろう
真の平和とはなんだろう
暴力のない平和を作ろう
戦争のない本当の平和を作ろう
戦争のない明日を作ろう
悲しみのない明るい未来を作ろう

報告集は、戦争と平和を考える集い実行委員会より２部提供していただきましたので、１部を読者の皆様に無料にて提供いたします。
ご希望の方は私書箱に申し込んでください。