柿の作柄は1年おきと、今は亡き祖母が、我が家の中庭の柿の古木を見あげながら囁くように私に言っていたのを毎年この時期になると思い出す。
確かに、昨年は不作だった柿も、今年はたくさんの実を付けてくれた。
かご二つに一杯になった柿の実。
まだ青いのもあったので、縁側の日の当たる場所に出して置いたら、あっという間に色付いて柔らかくなり、皮をむくまでも無くなった。
そんな時には、半分に切ってスプーンで掬って食べている。
まるで柿のジュースを飲んでいるようだと思い、ばあちゃん今年は豊作だったよ心の中で囁きながら。
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