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NHK 黒田バズーカ第3弾とも言える29日の日銀発表をうけて、同日の東京株式市場は、一時500円を超える全面高となり、外国為替市場でも一時1ドル=121円台まで円相場が急落した。 しかしこれは、結局のところアベノミクスの完全な失敗を認めた事に他ならず、経済に関してはズブの素人集団が運営する安倍ファシスト政権においては、短期的なカンフル効果の後に必然的に発生する甚大な副作用を押しとどめることはまず不可能である。 戦争で言うならば厳に禁じられている兵力の逐次投入であり、1回でダメなら2回、2回でダメなら3回という誤算の連続を経済に置き換えただけである。 まるでガダルカナルの大敗北戦を現代に蘇らせたものを眼前で見ているような気がする。 さて、日米欧の主要中銀の中では、欧州中央銀行(ECB)が14年6月にこのマイナス金利を真っ先に導入したものの、貸出増加にはつながっておらず、12月の物価上昇率は、前年同月比0・2%とゼロ近辺にとどまり、ECBが狙っただけの物価を押し上げる効果が出ることはなかった。 また、日銀が懸念する投資や賃金上昇の鈍さは、中国経済の破綻などの海外要因や、人口減少などで国内市場の成長期待が低いなどの構造的原因が根本にあるため、マイナス金利の導入は結果としてその言葉通り、日本経済には「マイナス」となる可能性が大である。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年01月30日 11時02分51秒
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