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http://business.newsln.jp/news/201602011233520000.html


スイスはベーシックインカム導入の可否を問う国民投票を6月中に実施する。
この国民投票でベーシックインカムの導入が決まった場合には、スイス国民全員に対して、無職、有職を問わず、1カ月2500スイスフラン（約30万円）のベーシックインカムが支給されることになる。
日本でも憲法で保障されている健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が、スイスでは金額にして３０万円ということだ。
そういえば民主党政権においても月七万円、年八四万円の最低保証年金案が検討されたことがある。その場合に必要な費用は四・〇兆円で原資は消費税をあてるという事だったと記憶している。
その後、民主党が政権の座から滑りおち、自公戦争政党の政権になってからは、社会保障費を軍事費に転用するのが当たり前のようになり、ベーシックインカムのベの字さえ検討されたことはない。
まあそれは置いておくとして、これで私が移住する国の名簿にスイスが入ったことだけは確かである。

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