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リテラ

「国民健康・栄養調査」のデータによると、週3日以上、1日につき日本酒換算で1合以上飲む20代男性の割合は、1995年時点では34.9%いたのに対し、2010年には14.7%まで下落している。
ずばり半減以下の極端な減り方だ。
ちなみに、この減少は若年層に限ったことではなく、全年齢層まで対象を広げると、1995年の54.4%から2010年の35.4%まで減っている。
その酒離れの原因は、ずばり貧困だ。
年収650万円以上の人の非飲酒率はほとんど変化がないにも拘らず、450万円〜650万円で4.7%、100万円〜250万円で12.1%と年収により顕著な変化を見せている。
つまり、日本人は酒が嫌いになったわけではなく、貧困が酒を日本人に飲ませなくなったのだ。
食べることに日々汲々としていると、日頃の憂さを晴らす酒さえも飲めなくなる。
天麩羅政治に明け暮れるファシスト安倍には想像もつかない事だろうが、これがアベノミクスの成果の一つだとしたら実に悲しく腹立たしい事だ。

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