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カテゴリ:戦争
この映像に登場する99式艦爆は、日米開戦当初の真珠湾奇襲攻撃ではそれなりの活躍をしたものの、固定脚という時代遅れの艦上爆撃機であったため、瞬く間に旧型化し、後に99式棺桶とまでいわれるようになり乗員からわ忌み嫌われるに至った。 また一式陸攻は、開発当時は最先端の機体であったのだが、乗員あるいは燃料タンクに対する防弾が全く考慮されておらず、戦闘機・対空砲火などの銃撃で一瞬にして燃え上がったため「ワンショットライター」と敵の米軍側から揶揄された。 この一式陸攻が懸吊している桜花は、一撃で戦艦さえも轟沈させるといわれたロケット推進の一トン爆弾であったのだが、無線操縦ではなく、そのロケット爆弾に人が乗って目視で戦艦に突入させる有人爆弾兵器であったため、その発想と運用の異様さから「バカ爆弾」とまで言われた。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年05月10日 10時00分43秒
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