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iRONNA 9年前、非正規雇用率は33%で、数にして1600〜1700万人だったが、現在の非正規雇用率は38・2%。数にして2000万人を超えている。 そんな非正規で働く人々の平均年収は168万円(国税庁)。 現在、日本の貧困ライン(これ以下で暮らす人は貧困という線)は約122万円だが、非正規で働く人々の年収はそれを40万円しか上回っていない。 ちなみに非正規の女性に限ると平均年収は143万円、働いても働いても、貧困ラインと20万円しか変わらないのだ。 それに比例して貧困者の最後の砦とでもいうべき生活保護受給者は、厚労省発表によると、昨年7月に生活保護を受給した世帯が前月より2964増えて162万8905世帯になり、3カ月連続で過去最多を更新した。 受給者は2150人増の216万5278人と、1995年の88万2229人を大底に右肩上がりの激増ぶりをみせている。 つまり、日本経済そのものの貧困ぶりは数字の上でもはっきりと表れているのだ。 しかし、貧困者最後の砦たる生活保護は、窓口に来た人を追い返すという「水際作戦」が蔓延している。 そこで追い返されれば死ぬしかないという人を敢えて追い返すのだ。 それもこれも、生活保護は憲法25条で保障された健康で文化的な最低限度の生活を営む人民固有の権利であるにも拘らず、行政には生活保護を始めとする社会保障は人民の権利ではなく、お上のお慈悲お情けであるという認識しかないからである。 軍事費に5兆円出すことは有っても、生活保護の出す金を惜しむ、その安倍ファシスト政権の軍事偏重ぶりが、2011年に1746人が飢えて死んで社会を生み出しているのだ。 こんな社会、いつまでも続くはずないし続かしてよいはずがない。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年06月11日 09時27分38秒
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