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カテゴリ:政治
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ブレイディみかこ 日本のマスコミのEU離脱に対するスタンスは残留が圧倒的であった。 しかし、それは、現地の情報を精細に検討した結果から導き出されたものではなく、日本経済にとってEU離脱は好ましくないという願望をそのまま分析結果に置き換えただけの、状況を自分の都合がいいように引き寄せたものでしかない。 要するに、日本のマスコミ特有の大本営発表のそのものだったのである。 2週間前にオーウェン・ジョーンズは 「裏切られたと感じている労働者階級の人々を政界のエリートたちが説得できない限り、英国はEUから離脱するだろう」 こう述べている。 そしてその言葉の通り、大差でイギリスのEU離脱は決定された。 反グローバル主義、反新自由主義、反緊縮は、欧州市民運動の三大スローガンであり、そのグローバル資本主義と新自由主義と緊縮財政押しつけの究極的存在が実はEUそのものなのである。 これは労働者階級による広範囲な反乱で有り、その反乱は圧倒的な勝利の内に終わった、いやまだ、終わっていない。 この労働者階級の反乱は日本の株式市場を直撃し、アベノミクスを粉微塵に打ち砕いた。 昨日の大暴落は前日比1286円33銭(7.92%)安の1万4952円02銭で、2014年10月21日以来およそ1年8カ月ぶりの安値を記録した。 下げ幅は2000年4月17日以来、実に16年2カ月ぶりの大きさで、歴代8番目だった。 それは取りも直さず、アベノミクスの名のもとに不正に株式市場に突っ込まれた人民の貴重な年金基金に27兆5千億円の損失を出したことを意味する。 しかもこれは終わりではなく当hiryuの写真日刊紙でも度々指摘しているように、無知無能な世襲政治屋による思い付きの経済政策「アベノミクス」の終わりの始まりなのである。 これを受けて昨日のダウも610ドル安の大暴落を演じて幕を閉じた。 この後も若干のリバンドを伴いながら、東京株式市場は奈落に向けての果てしない暴落を続けていくであろう。 そして年金基金はファシスト安倍政権により使い果たされるのである。 年金という一点をとってみただけでも、いますぐ安倍ファシスト政権に引導を渡さなければならない。 さもなければ、年金の原資が無くなったので、年金はお払いできませんという事になるだろう。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年06月25日 10時12分55秒
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