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カテゴリ:沖縄
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週プレNEWS 「なぜ娘なのか、なぜ殺されなければいけなかったのか。被害者の無念は計り知れない悲しみ、苦しみ、怒りとなっていくのです。次の被害者を出さないためにも全基地撤去、辺野古新基地建設に反対。県民がひとつになれば可能だと思っています」 6月19日に開催された沖縄県民大会で読み上げられた、強かん殺人事件の犠牲者となった20歳の女性の父親からのメッセージである。 前途ある20歳の女性を強かんし無残に殺した元海兵隊員で米軍属のケネス・フランクリン・シンザト(32)=同県与那原町の残忍な犯行以降も、酔っ払い運転の米軍兵士が逆走し重傷事故を引き起こすなど、軍紀が弛緩した犯罪者集団「米軍」による事件事故が後を絶たない。 この種の事件事故が発生する度に、米軍・日本政府は「綱紀粛正・再発防止」を口にする。 しかし、その約束は守られた試しがない。 その大きな理由は、二つある。 一つは、米軍自身が日本は米軍が守ってやっているのだから米軍基地存在に伴う米軍兵士の犯罪は、「必要悪」として日本人たちが受忍すべきであると考えている事。 もう一つは、世界最強の軍隊と自認している米軍自身が、軍隊などではなく、実は犯罪者集団であるという事。 人を殺すことは社会においては厳に禁じられている事であり、それをなんの抵抗も無く「自然」に殺せるような殺人マシンに仕上げるためには、人殺しこそ正義であるとする偏向した軍事教育で人格を瓦解させなければならないからである。 殺人マシンであることはすなわち性犯罪マシンでもある。 米国防総省の「米軍の性暴力に関する年次報告」(2011年度版)によると、2011年度内に申告された性暴力は3,192件で、過去10年間で最悪だった2009年度の3,271件に匹敵している。しかもこの米国防省の報告では、申告されていない性暴力も含めれば約1万9千件になり、1日平均で52件にも達することが指摘されている。 1日平均52件ということは、米兵による性暴力は27分に1件の多数にのぼっているのだ。 自民党の小島健一・神奈川県議(53)が5月8日、東京で開かれたイベントで、沖縄の米軍基地に反対して抗議する人たちを「基地外(きちがい)」と発言したが、きちがいは米軍基地の外にではなく、米軍基地の中にいるのだ。 きちがいを基地の外に出してはならない、出せば犯罪を犯す。 だとしたら米兵をゲートで止めなければならない。 今、沖縄の反基地闘争は新たな段階に入った。 殺人マシン・性犯罪マシン、米軍兵士を基地の外に出さないという新たな闘いなのだ。 勿論、最終的には全米軍基地撤去しか道はない! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年06月26日 05時34分23秒
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