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カテゴリ:原発
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東洋経済オンライン 日本で唯一再稼働中の原発、川内原発1、2号機はそれぞれ10月、12月に法定の定期検査に入るが、「原子力規制を監視する市民の会」の阪上武代表は、「定検中に知事が特別な検査を要請する可能性がある」と予想する。 また、三反園知事は選挙前の記者会見で「川内原発1、2号機の運転は原則40年とする」と明言している。1号機は8年後、2号機は9年後にそれぞれ運転開始から40年を迎える。その時点で三反園氏が知事を続けていれば、川内原発は廃炉に追い込まれる可能性もある。 そもそも世界に冠たる地震列島・火山列島で原発を運転すること自体が大いなる誤りである。 にもかかわらず、電力会社ならびに原子力行政は、日本の原発は五重の安全装置に守られており絶対安全であるという根拠のない「原発安全神話」に基づき、実に54基もの原発をこの狭小な国土に乱立させるに至った。 しかし、その原発安全神話が全くの嘘出鱈目であることが、3.11東日本大震災で実証されてしまった。 福島原発事故はそれから5年経った今でも収束出来ず、灼熱の核燃料は分厚い鋼鉄の容器を焼き切りそして基礎のコンクリートまでをも溶かして地中深くで再臨界を繰り返して、排出される夥しい放射能は環境を汚染し続けている。 福島原発事故の原因さえいまだに解明できておらず、従って、原発事故の再発防止へのきちんとした対策さえ確立していない中での再稼働の強行は第2、第3のフクシマを引き起こしかねない世紀の愚行であり断じて承服できない。 熊本地震では大きな揺れが川内原発を直撃したのだが、その際、原発を止めなかったのは、制御棒が曲がったため、止めたくても止められなかったのだと言われている。 この大地震こそは、地震列島・火山列島で人々の安心安全を置き去りにしたまま1営利企業の利益のために原発再稼働に狂奔する電力会社・原子力行政に対する、自然からの警告のメッセージなのである。 第2、第3のフクシマにより日本列島悉く焼け野が原としないためにも川内原発は直ちに運転を停止すべきである。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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