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琉球新報

退役米軍人でつくる「ＶＦＰ（ベテランズ・フォー・ピース、平和を求める元軍人の会）」琉球・沖縄支部は、８月１１～１５日にカリフォルニア州バークレー市で開催されるＶＦＰの年次総会に参加し、辺野古新基地建設計画の撤回を求める決議を提案する。メンバーによると可決はほぼ確実だという。決議案は、全米各地の議会で新基地建設に反対する決議が取り扱われるよう働き掛けることを促しており、米国内に新基地建設撤回の世論を広げたい考え。

先の参院選においても、現職大臣の島売り安伊子を10万票の大差で伊波洋一さんが下し、新基地建設阻止という民意をオール沖縄で明らかにしたにもかかわらず、それを無視し踏みにじる高江への米海兵隊ヘリパッド建設の強行は、民主主義を全面的に否定するものであり断じて許すことは出来ない。
人口わずか１５０人の沖縄高江に、最大１０００人の機動隊を派兵して行われた凄まじい弾圧は、民主主義を否定するに止まらず、安倍ファシスト政権による戦争体制をいち早く沖縄で確立しようとする野望の現れであり、新たな戦前を現在のこの日本に作り出すことに他ならない。

今、沖縄で始まっているのは、戦争という巨大な「公共事業」で莫大な利益を上げようと画策する三菱を始めとする軍需産業、そしてその利権に群がる官僚・政治屋と反戦平和を希求する人民との闘いなのである。

この闘いに勝利するためにも、オール沖縄だけではなくオール日本の力を沖縄高江に結集しよう！


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