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テーマ:ニュース(100213)
カテゴリ:政治
海外メディアの論調の逆輸入によって、「日本はコロナウイルス対応に比較的成功した国だ」という雰囲気を感じることがあるが、そんな美談に終わらせてよいのだろうか。図は主要国の鉱工業生産の直近1年間の推移からみた最新の「経済成績表」だ。 グループ(1)は、コロナ対策に成功し経済も持ち直しつつある国、グループ(2)は、コロナ対策が不十分で、一度は感染爆発と医療崩壊に甘んじたものの、日本とは桁違いの検査体制を急速に構築し、コロナ禍からの早期脱出を図り、経済とコロナ対策の両立に成功した欧米諸国。 グループ(3)は、日本、トルコ、メキシコなど。日本は確かにまだ低感染率で済んでいるが、それは同調圧力に逆らえない国民の自粛によって経済を犠牲にしたからに過ぎず、防疫体制が整っていたからではない。感染爆発、医療崩壊した国々よりも厳しい状況で、反発のタイミングも遅い。 グループ(4)はインド、南アフリカ。中国と同様に経済を一気に止めたが、感染増を抑える防疫体制が構築できないまま結局は経済活動を再開。どっちつかずの結果に終わりつつある国々である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年08月07日 10時43分30秒
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