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夜空に輝く一番星

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Oct 21, 2017
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カテゴリ:映画・TV・音楽
『ダディ・・』

父娘でぎゅっと抱きしめ合いながら、最期を迎える時のジェニーの言葉に涙がとまらなーい!!(T_T)
幸せだった頃、家族で過ごした想い出の場所で・・。
もちろん大好きな場面のひとつなのだがしかし、これから津波に飲み込まれようとする海の前でってのがすごい(演出)よな。
もうすでに死ぬ覚悟は出来ていて(というよりどうにもならんのだが)、ジタバタしないってとこもすごい。

ティア・レオーニが演じたニュースキャスター、ジェニーはとても好きなキャラです。
(余談だけどジュラシック・パーク3のティアさんはうるさくてイライラしたけど★)

ジェニーは、母を捨てて自分と変わらんような歳の若い女に走った父親を許せずにいる。
父の恋人(てか再婚相手だったっけか?)にも冷たくあたって嫌みを言うジェニー、大人気ないよなとか思いながら気持ちは分かるし、そういうストレートな性格好きやわ~。
だがしかーし!彗星が地球に衝突するカウントダウンが始まったら父の恋人は彼を捨て(たわけじゃないだろうが)て、母親の元へ。
えー、3人一緒に居ればいいじゃん!その方が何かと心強いじゃん!と思うわけで。

そしてそして!!
ジェニーがヘリの乗車権利を幼い子供を持つ同僚のベスに譲る場面とか号泣すぎる!!
ねぇ、どうしてそんなことが出来るのぉぉぉ!!(ToT)
きっとジェニーは自分が生き延びる道より、お父さんと過ごすとてもとても短い最後の時間を選んだのね。
ベスは一生、ジェニーに感謝だね。

この映画は、それぞれの登場人物に感情移入出来ると言うか、それぞれの立場だったら自分はどうすんだろ?って考えさせられる。
例えばわたしがリオの立場だったら、大好きなサラを救いたいがために自分の特権を利用して結婚を申し込むだろうし、サラの立場だったらそんなに好きでもないけど助かりたいからとりあえず偽装結婚しとこうかだろうし(ひどっ★)
あー、でもこのサラは家族思いのとてもいい娘なので、最後までリオについて行くか?家族と一緒にいるか?で板挟み。
でもサラの両親は自分達の赤ちゃんとわずかな希望を二人に託して生き残れ!と背中を押します。
うん、わたしも多分そうする。
周りの人々が襲ってくる津波から逃げ惑う中、この夫婦は静かにお互い見つめ合う。
この場面もいいよなぁ。
果たして自分ならこの夫婦やジェニー父娘のように穏やかに最後を迎えられるだろーか?

メサイア号の宇宙飛行士達の覚悟も凄かった。
人類の為の自己犠牲とか・・(T_T)。
センターとメサイア号の通信、愛する人たちと最後のお別れの場面。
眼の見えない飛行士さんは、嫁さんの抱いた子供がロケットのおもちゃを持ってるのが分かりません。
隣でそれを教えてあげる同僚の飛行士。
そんなこんなの演出にまたまたうるうるでございます。

てか報道局でのヘリ乗車権のくじ引きとか、シェルターに入るのに偉い人以外ランダムで選ぶとか、そのシェルターも50歳以上はダメよとかリアルすぎる。
ジェニーの母親が絶望して着飾って自殺とかもうとても哀しかった。
やっぱ歳でダメ!とか望み絶たれた時点で心が折れるよなぁ・・。

リオの特権でサラの家族もシェルターに避難する権利を得たのかと思いきや、何かのトラブルで登録されてなかったー!ってのもこれまたヤケにリアル。
その時のぬか喜び的な絶望感ってハンパないやろな。ドン底ー★
まぁわたしはなんらかの貢献者として選ばれないだろうし、くじ運も悪いからハズレるだろうし(当たったとしても、大切な人が外れてたら自分だけ避難するかどうか葛藤するだろうし)、でも死ぬ覚悟とかできないだろうからとりあえず高い山に登るだろうな。
最後の最期まで足掻いてそう。
それと生き残るには、運次第ってのもおおいにあると思うんだ。

希望、絶望、覚悟、愛・・いっぱい詰まったヒューマンドラマだ。
『ディープ・インパクト』は、それだからやっぱり観てしまうすごくお気にな映画だ。





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Last updated  Oct 21, 2017 04:09:21 PM
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