自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

幼稚園、「忙しいから」という表向きの理由で（私にはそう言ってた）辞めた光希ですが、

親友には、「お片づけがいやだから、やめた」と言ってたそうです（笑）

家でも基本的に、片付けは、そんなに好きじゃないみたい。



つい先日、どこかに紛れ込んで、なくなってしまったおもちゃ　について、

光希が私に当たってきたので（ここ最近たび重なってた）、

ちょっと私がイライラしちゃって、

「自分で探してくれる？」という話をしたら、

話がだんだんこじれていって・・・・

どこからか、“片付け”についての話になって・・・



「片付けはいやなんだよーーーー！！」と光希。

「自分で出したのは自分で片付けてよーーーー！！」と私。

それからはお互い手もつけられないほど、荒れまくりました（笑）



怒り爆発のときの対処法について、書いたばかりなのですが、

そうそう。お互い、思いが積もりすぎていました。

お互いの主張がまったく違う。



とりあえず今までは、「基本は光希が片付けるけれど、わたしも手伝う。」

というところで、落ち着いてたつもりだったのだけど、

お互い、ちょっとずつ無理をしていたわけ。



光希は、ほんとは、片付けたくない。

だから、大幅にゆずって、ふたりで片付けたいわけ。

私はほんとのところ、自分が使ったものなのだから、全部光希に片付けてもらいたい。

それを大幅にゆずって、片づけを手伝っているわけ。

・・・ということで、どっか～～ん久々にやりました。



今までの経験からも、大荒れの時に話しても、どうしょもなくなる一方なので、

しばらく、お互い、距離をおいて・・・・

（光希はずっと叫んだり、どたばたしてましたが、私がべつの部屋にさっさと移動。

静かに物陰にひそんで、火の呼吸したり、ぼーーっと違う世界にいったり、

まずは自分のきもちを落ち着けることに、専念・・・☆）



かーーーなーーーりーーーーー時間が経ったあと・・・・

おだやかに話しかけてみると、

（自分がもう大丈夫だな☆って感覚になったとき、

だいたい、相手ももう落ち着いていたりする）



要は、光希にとっては、

大好きなおもちゃが、あそこにも、ここにも、

そこらじゅうに置いてある状態が、「ここちいい」のです。

わたしの感覚からすると、“ちらかってる”という感じでも、

光希にとっては、おもちゃがいっぱい！パラダイスな感覚なのです。

いちいち片付けたくない、のです。

それが本音。



私は私で、日中はまぁ仕方ないとしても、せめて、

寝るときには、すっきり片付いた状態が「ここちいい」わけです。



「ここちよさ」の根本が、お互い違うわけ。




そうそう。こんな事実も、実は以前から知ってるのです。



大人は（まぁひとによって、個人差ありますが）、

部屋が片付いている状態が、すっきりして、ここちいい状態。



でも、子ども（何歳ぐらいまでかは忘れちゃったけど）は、

からだ的にみても、部屋中にあれこれちらばっているのが、

ここちよい状態。「部屋をちらかす子ほど、元気～♪」

なんて言葉もあるぐらい。



だから、生理的にも、根本的なここちよさ、が違うわけです。

大荒れが落ち着いたら、それを改めて思い出したりして・・・・



片付けるのがここちいい、という感覚が、光希にはないんだ！

というのをふまえたうえで、

私がどうして片付けてほしいのか、を伝えました。



「光希は、大好きなおもちゃがぜ～んぶ出てるのが、好きなんだよね。


（ここで光希、うんうん！と大きくうなずく）


　でも、おっかぁは、寝るときには、すっきりおもちゃが片付いているのが好きなの。

　お互い、ちがう、んだねーーーー


　（またまた光希、おおきくうなずく）


　崩したくないおもちゃがあったら、そのままでもいいんだけど

（基本的に、今までもそうだった）おっかぁとしては、お掃除するときにもやりづらいから、

　床においてあるのは、片付けてもらいたいんだよね～～」と。



「だったら、お掃除しなければいいじゃん！」と光希。

そう。お掃除に関しても、私と光希では、根本的なここちよさがまた違うのです。




「お掃除しないと、ほこりがたまっちゃうでしょ。

ほこりとか、食べ物のかすとか落ちたままだと、虫さんが来ちゃうんだよね～」と

衛生的にちょっと困る、という感じをわかりやすく説明したつもりだったんだけど、

そしたら、「虫さんがおもちゃを食べちゃったら、大変だもんね～」

となんとなく納得したみたい。

いやいや、おもちゃを食べちゃうことはないと思うんだけど・・・（笑）

納得できる話ではあったみたい。




「そうかぁ、光希とおっかぁは、こうしたい、っていうのが違うんだね～～～」

というところで、話がおわり。


（光希も大きくうなずく）



お互いけっこう暴れたこともあって、その時点で、おなかぺっこぺこ

「今日の話はここまで！どうしたらいいかは、また、考えよっか。

　おなかすいたから、とにかく、食べよう～～～！！」で、話は終了。




お互いのきもちがすっきりしたところで、おわり。

さてどうするか、は、また改めて。



おもちゃを買う買わない、という話もそうだったけど、

私と光希で根本的なここちよさ、が違う。

違うということを、お互い理解するまでに、

ちょっと時間がかかるときもある。（かなり、のときも（笑））



焦らずじっくり、ちょっとずつ、お互いのきもち確かめながら、

お互いのここちいい塩梅みつけてく・・・・

そう。これ、夫婦も、ほかの人間関係にも通じるんだろうな



どっか～ん！！＆ゆっくり話したあとは、

お互いのきもち、ここちよさがなんとなく理解できて、

光希は光希で「このへんまで、片付けよっか☆」と、

以前より、軽い足取りで片付けできるようになったみたいだし、

私は私で、「じゃ、手伝おうか」と。以前のようなトゲトゲしさは、なくなった。

もちろんこれからも、お互いのズレが出てくるだろうけど、

その都度、きもちをシェアしあったり、軌道修正したり。

なんだろ～な。