自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

遅ればせながら・・・明けましておめでとうございます♪
みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします



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今年のお正月は、息子とふたりで実家にかえっていました。
（パートナーのぶちは自宅でゆっくりしたい☆というので、別行動でした☆）


元旦は、両親、息子とともに、実家～海まで
往復２時間ばかりの道を、てくてく歩いてきました・・・☆
ぽかぽか太陽と、おだやかな海の風が、とってもすがすがしかったです。




２日は、「タロットやって！」という妹とふたりで、やはり海岸近くの
駅のほうまで、いっしょにサイクリング♪　駅近くの喫茶店で、
お茶＆タロットしながら、久々にゆっくり、妹とおしゃべりのひととき。
お互い３０歳代後半・・・積もる話もありました。それぞれに
いろいろな体験を重ね、お互い成長したもんだなぁ～と思いました。


３日は、こちらに帰りがてら、両親とともに、
浅草寺、そして、浅草のおばあちゃんちへ寄りました。



私は、小さい頃から浅草が、浅草のおばあちゃんが、だーーいすき！！
おばあちゃんは私の憧れであり、尊敬するひとでもあります。
浅草は、私にとって実家と同じぐらい、意味深い場所・・・☆


浅草寺のお祭りは、小さい頃からよく行ってました。いまだ、お祭大好き！
浅草サンバカーニバルでお世話になった場所でもあります。
どんなに混んでいても、浅草の賑わいは、普通の人ごみと違うので、
不思議とそれが全く苦にならない・・・いや、かえって、血が騒ぐほど（笑）。


９３歳になったおばあちゃんですが、いまだ現役。
洋服を売る小さな小さなお店を、お兄さん（母のお兄さんなのですが、
おじさんと呼んだことはありません。なぜかお兄さん☆独身で若々しいせいもあるかも）
とふたりで営んでいます。


お店といっても、昔ながらの軒をつらねたお店。


そこに住んでいるひとはおそらく他にはいない・・・
住むには厳しい環境なので・・・


５畳ほどの小さなスペースに、お店・・といっても、両脇に
洋服がぶらさがって、まんなかを大人一人がやっと通れるぐらいの広さ。
そして、おばあちゃんの座るちょっとした小さなスペース、
奥に、ちょこんと、流し＆ガス台があるだけ。
トイレもお隣さんと共同です。


２階へ続く階段は、木の急な階段。


階段のうえに、やっぱり、５畳ほどの小さなお部屋がひとつ。
おばあちゃんとおにーさん、ふたりの寝る布団がたたんで
置いてあるけど（布団が入る大きな収納もないので）、
布団と、ちゃぶ台とで、もう部屋がいーーーっぱい。


お店の扉はあけっぱなしなので、始終風が通りすぎてゆく・・・
その中、おばあちゃんは、いつもちょこんと、座っています。
お客さんが買ってくださった洋服を、仕立て直したり、
裾上げをしたり。いまだ、手仕事をしています。


ほとんど外にすわっているような状態のおばあちゃんのスペース。
手はしもやけだらけ、赤くふくれあがっていました。


一見大変な状況でもあるのに、おばあちゃんは始終穏やか。
浅草に行くと「観音さま（浅草寺）に行っておいで♪」というおばあちゃんですが、
まさに、観音さまのような方。


「おじいちゃんが残してくれた、この家があって、

　好きなもの食べて、

　好きなことやらせてもらって、

　幸せだよ。」といつも言う、おばあちゃん。


最初のご主人を早くに亡くし、子連れどうしで、再婚したおばあちゃん
ですが、次のご主人もまた早くに・・ガンで自宅で看取ったそうです。
大変な人生だったろうに・・・ひとつとして、おばあちゃんが
愚痴を言ったりしたのを聞いたことがありません。


好きなもの食べて、といっても、おばあちゃんの定番は、
しゃけとごはん。そして、パンとコーヒー（おばあちゃんはコーシーと言う）
いたってシンプル・・・☆
いつも、おばあちゃんの生き方から学ぶもの多々です。



今回、おばあちゃんに初めてハグしてもらいました。


別れ際、どうしてもハグしたくなって。
ぎゅ～ってしたら、おばあちゃんも、なんの違和感もなく、たじろぎもなく、
まるでいつもしてるかのように、すっとハグしてくれました。


すっと・・・でも手の力がすごくて、ものすごく強い力で、
私の背中に、ぎゅっ！てしてくれました。
改めて、おばあちゃんってやっぱりすごい！！と感じてしまいました。



浅草から帰って、４日からは・・・


はい。いつもの公園です♪　仲間たちはとっくに、
お正月早々、出勤ならぬ出園（？）してたみたいでした。


今年もまた、はじまった！という感じがひしひしと（笑）。

とともに、待っていてくれる仲間がいることが、
こんなにも笑顔で迎えてくれる仲間がいることが、
なんてありがたいんだろう・・・
ってしみじみ感じいってしまいました。