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自然のリズムとともに ゆったりと・・・☆

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2011.01.14
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さきほどの日記の続きです☆


はらはらどきどきな、遊びをしてるうちに・・・・


突如、ひとりの男の子が、

「〇・・!! お前、トイレに行きたいだろう?」と言いました。
〇くんをみると、たしかに、もじもじしています。
しばらく我慢してたのか、たしかに、けっこう緊急!!みたいな感じでした。


年上の友だちが、すかさず、

「トイレだったら、Y店が、いちばん近いぞ!地下1階!!
 自転車で行ったら、そこがいちばん近い!」と教えてくれました。


・・・が、〇くん、お母さんからY店に行かないでね、と
言われているらしく、「おれはY店、行けないんだよ」と言います。


お母さんが言ってるのは、おそらく、Y店にあるゲーセンに行かないでね、
という意味だと思うのですが(仲間が何人か行ってるので)、
トイレに行くのも、〇くん的には、躊躇してしまうみたい。


トイレぐらい大丈夫じゃないかな、と思いながらも、
ゆっくり話しているヒマはない!!
事態も事態、緊急なので・・・


私が、もうひとつの近場にあるM店を思い出し、
「M店のほうにもトイレあるから、いっしょに行く?」
と声をかけると、「いく!」と〇くん。


さっそくM店に行こうと、息子に「M店に行ってくるよ!」と伝えると、
「おれは行かな~~い」と息子。すると、公園にとどまる
最年少の息子のことを気遣って、「おれが残って見てるよ!」と、
いちばん大きな男の子が声をかけてくれました。


さて、M店へ!と思った瞬間・・・・・


「オレも!!」「オレも!!」とみんなが自転車に飛び乗り、
突如、トイレに向かいだして・・・・


結局息子も、最後には、〇くんも、おにーちゃんたちといっしょに、
あっという間に、Y店へ、自転車で走り去ってゆきました。


交通量も激しく信号もないところなので、
私としては息子についてゆきたいところでしたが、
ひとり公園に残る男の子がいたので、
息子をみんなに託して、私はその場に残りました。
(というか、どちらにしても、スピードについてゆけなかった(笑))


しばらくして、年上のおにーちゃんたちはさっさと先に、帰ってきました。
そして後に続いて、〇くんと息子も、無事に帰ってきました!
どうやら、ひとつ上の〇くんが、息子のことを気遣って、
最後まで待ってくれて、いっしょに帰ってきてくれたらしいのです。


男の子のやさしい気遣いに感動するとともに、こうやって、
仲間達とともに、行動を広げてゆくんだなぁと思った瞬間でした・・・☆


そのあとは、水のみばの水が落ちるスペースに、
ちょっと水をためて、なんと、そこでベイをはじめた男の子達。
ベイがまわると同時に、ぱーーっと水しぶきがあがります。
「トルネードスタジオ」と言って大喜び。
寒いというのに、みんな、びっしょびしょーーー!!


途中でだれかが、「濡れるから、上着ぬごうぜ!」と言って、
そのひとことで、突如、みんな寒い中、上着を脱ぎだしました。

(どうみても、上着着てたほうが、水防げるんじゃないのかなぁ・・と思ったのですが・・)


私もトイレに行きたくなったのと、激しい男の子の世界から
しばし離れて、ちょっとひと息つきたいと思ったので、
息子たちに声をかけて、ひとり近くのミロードのトイレに行きました。


トイレ出たあと、試飲のコーヒーいただいて、
お店をゆっくりのぞいたり、ちょっと買い物したり・・・
すっかりリフレッシュして、15分ぐらい経って戻ったら・・・


なにやら緊迫した事態。

いちばん上のおにーちゃんが、血相変えて、年下の☆くんを追いかけています。


「おい!!待て!!」と。最後、むなぐらつかんで、
「おい!!」と言って、頭をばちーーん!と。


「どうしたの?」って声かけたら、

「こいつ、むかつくんだ!」


話をゆっくり聞いてみると、どうやら、そのおにーちゃんはその日、
ひとりベイを持ってなくて、みんながベイをやるために、
「水をためる役」をずっとやってた、とのこと。
寒い中なので、水が冷たく、手も赤くなってました。


言葉には出さなかったけど、ほんとはベイをやりたかったのでしょう。
でも、自分は今日持ってこなかったので、ちょっぴり我慢して、
その役をやってたのですが、そのおにーちゃんに向かって、
「水がたまってない!」とか、「おい!水をもっと溜めろ!」と、
年下の☆くんが言ってたらしいです。


それでおにいちゃんは、堪忍袋の緒が切れちゃったみたい。
それも年下の☆くんにそういう言い方をされたのが、
ほんとうにいやだったみたい。
手を出したのは☆くんが先で、手を出されたのも、いやだったと。
その気持ちを言うことで、だいぶおにーちゃんは落ち着いてきました。

(とっくみあいのケンカやいい合いはよくあることですが、
 このおにーちゃんみたいに、ちゃんとひとつひとつ、
 気持ちをシェアできることはなかなかなくて・・・
 こんなにもしっかり気持ちを伝えられることに、感心しきりでした。)


☆くんは☆くんで、ずっとおにーちゃんのことを、にらみつけていました。
おにーちゃんが去ったあと、☆くんにも話を聞いてみました。


相手に、なにか感じられると、ぼそぼそとでも言ってくれる
☆くんですが、自分自身が悪かったなと思うときは、
口をつぐんでしまうところがある、☆くん。
この日もあまりしゃべりませんでしたが、
なんとなくまずかったな、ということは感じたみたい。


日頃から感じていることなのですが、男の子どうし、
なんとなく相性あわないどうし、というのがあって、
野生の動物みたいに、理由はなくとも、牽制しあうところがあって・・・・


この日のおにーちゃんと☆くんも、そんなところを感じてたので・・・


「☆くんが一方的に悪いとは思ってないよ。
 でも、言い方がちょっときつかったかもしれないね。
 言い方によっては相手も、怒りたくなっちゃうことってあると思うよ。」


というと、うなずく、☆くん。
何かちょっとしたことでも、言われたり、されたりすると、
☆くんは、自分自身が全否定されたように、感じてしまうみたい。
なので、ちょっと背中をさすったりしながら、話かけていたら、
こわばってた身体の緊張も、すっと抜けていったみたい。


おにーちゃんのほうにも、あとから声かけてみました。
手を見せてもらったら、ほんとに、赤くなってて、とても痛そうでした。


「痛かったでしょう・・お家帰ったら、手をよくあっためてね」と伝えると、
「オレんち、暖房あるから、大丈夫だって!」と、
ちょっとはにかみながら、笑って答えてくれました。



男の子どうしって、(もちろん女の子にもありますが)
相性あわない、って感じの場合、


ほんと、野生の動物みたいに、きーーーっ!!っと牽制しあう。
歯をむき出したり、顔をくしゃくしゃにしたり、
思いっきり、顔にあらわす。


なんの理由がなくても、
または、ちょっとした理由をつけて(ほんとに大したことじゃなく)、
手が出たり、口が出たり、しやすいみたい。


でもほんとうに「見るからに」なので、
はたで見てみても、ほんとーーーーに、分かりやすいです。




男子と女子の違いについて

家に帰ってきてから、ふだん温和な夫にも、話を聞いてみました。


「男の子って、すれすれの危ない感が、面白いのかなぁ?
 そういう経験、ある?」って。


5年生のときに、友だちと自転車競走して、その最中、
トラックにつっこみ、危うく命を落としかけたことのある彼。
もうそれだけで、じゅうぶん、すれすれ危ない経験、してるわけですが、


こんな話も、してくれました。


「自転車で、走ってくる車のギリギリ近いところまで、
 どこまで近づけるか、って、やったことあったよ。
 もちろん、車のひとからは、なにやってんだ!危ない!!
 って怒鳴られたけどね」と・・・・


この温和な夫ですら、コレですから・・・
やっぱり、男の子って、そういうところがあるのでしょうね。
女子には分からないところです・・・・


すれすれ危険なことやって、はらはらさせられて、
それでいて、ほんと、繊細でやさしい部分ももっていて、
シンプルで純粋で・・・


自分にはないところなので、やっぱり女子の私としては
結局は、そんな男の子に惹かれてしまうんですけどね・・・ぽっダブルハート






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Last updated  2011.01.23 23:11:20
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