自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

４月から小学校に通いだして、はや２ヶ月。


幼稚園を途中退園してから、２年間のブランクがあった
息子ちゃんにとって、そして私にとっても・・・・
どたばた珍道中の、とっても濃ゆ～～～い２ヶ月でした☆


小学校に入る前に、自分の名前・・・「みつき」と書けるようになった、息子ちゃん。


公園で知り合った、小学生の仲間たちが、児童館に入るとき、
名簿に、自分の名前を書く様子を、憧れのまなざしで見るようになって・・・・
そんなことがきっかけで、「自分で名前を書く」ということに、興味を持ったようでした。


入学前にもらった、小学校の“しおり”にも、
「自分の名前は、書けるようにしておいてください」とあったので、
名字のほうも、教えようとしたのですが、
「“みつき”で分かるから、いいよ～☆　」と息子ちゃん。


無理強いしても仕方ないので、（無理強いできるタチでは、
まったくないので）ま、学校はいれば自然に書けるようになるだろうし～～
と、そのままにしていました。


そして、入学式の次の日。


はじめての「国語」の授業、最初の最初で、
「自分の名前を書いてみましょう！」という先生の声。


親と同伴通学、の息子ちゃん・・・・私も廊下からその様子を見ていました。


机に、大きな名前のシールも貼ってあることだし、
それをマネして、ただ　書けばいいだけだから、大丈夫よね☆と
すっかり安心していたのですが、


突如、「おれ、名前書けないんだよーーー」
おっきな叫び声とともに、息子ちゃんがおいおい泣きながら、
教室を、すっ飛び出してきました。


ただでさえ、緊張感いっぱいだった、息子ちゃん、
「名前」と聞いただけで、すっかり動揺しちゃったみたい。


そのあと、先生がやさしくフォローしてくださって、
いっしょに手を持って、名前を書かせてくれて・・・・
おまけに、「おっかあにも、見せたい！」という息子ちゃんの要望に、
いっしょに、廊下まで見せに来てくださって・・・・・
「よく書けたね。よかったね☆」と私が言うと、もう満面の笑みに変わっていました。



そんなこんなの息子ちゃんですが、授業をつうじて、
字にたいして、だんだんと興味を持ちはじめたようで、
このところは、おてがみを書くのが、マイブーム


昨日は、ちょっぴり体調悪くて・・・まぁ、席替えしてすぐで、
だいすきな友だちと離れちゃって、落ち着かない、という精神的なものも
大きかったのですが、息子ちゃんの希望で、１時間目で早退。


帰ってきてから、おてがみごっこ、をしました。
そして、最初にくれたのが、左のおてがみ。




「　がんばらいど　おしたい　てす　」

　（ガンバライド　押したい　　です）


要は、「ガンバライドゲームをしたい」　というお手紙をくれました。


学校を休んだり早退しても、買い物に外に出かけたりはしているのですが、
さすがに、ゲーセンへ行くのはなぁ・・・と思って、
「学校がお休みの日に行こうよ」　と、私もお返事のおてがみを渡したのですが、
それが気に食わなかったみたいで、息子ちゃんが急に、地団駄、ふみはじめて。


部屋中をどしどし、どたばたきーーーっ！！とした顔しながら、
走りまわっています。でも、以前だったら、私にすぐに、当たったりしていたので、
彼なりに、自分で何とかしようとしてるのかなと、感じました。


・・・と、しばらくして、ぷいっとした顔をしながらも、おてがみを書き始めて・・・・
書いたおてがみを、私の近くに、おいてゆきました。


それが、上の写真、右のおてがみ。


「　にどと　おやすみ　なしだよ　」
　
　（二度とお休みなしだよ）　　　　　　でした。



ちょうどこの日、お店の定休日で、もし息子ちゃんが学校を休んだとしても、
パートナーが息子ちゃんを見ていてくれて、
私が「お休み」をもらえる、週で唯一の日、だったのです。


週１回だけだったら・・・と、いつもはこころよく、お休みをくれる
息子ちゃんですが、自分の思い通りにならなくて、イライラしていたのでしょう。
それにしても、「二度と」なんて言葉、知ってたんだなぁとびっくり。


自分の思った通りにならなくて、よほどいやだったのか、
このあとも、２、３度、同じ内容の手紙をもらいました（笑）。


今度は私が、お手紙じゃなくて、口頭で説明をしました。


息子ちゃんのやりたいこと、いっしょにやりたいとは思うよ。
でもね、今日は早退して、先生にも早めにお手紙もらうように配慮してもらったり、
お友だちに、連絡帳をわざわざ届けてもらったり、してるでしょ。
それなのにゲームしにゆくのは、おっかあは、ちょっと気がすすまない、と。


そしたら、すこしは納得したのか、こんなおてがみをくれました。


　
「　やぱり　あり　だめ　いいよ　」

（やっぱり）


やっぱり、お休みあり、ん・・・でもだめ。いいよ。


息子ちゃんの葛藤してる様子が、文章にもあらわれてて、
正直で、可愛らしいなと思いました。


写真には、ふたつ顔が書いてありますが、最初にもらったときは、
右の顔だけ、が描いてありました。


「この顔、どんな顔してるの？」と聞くと、「しょんぼりな顔」と息子ちゃん。


「おっかあも、やりたい気持ちはよ～～くわかるよ。
だから、絶対に行こうね！でも今日は行く気になれないの、わかる？」


と言いながら、ぎゅっとハグすると、だんだん、息子ちゃんの気持ちも
落ち着いてきたのか、もう１回、付け足して、顔を描いてくれました。
それが左の顔。（今度は、にっこり顔）


それにしても、葛藤やイライラまで、直接当たるのではなく、
こんな風に、おてがみで表現できるようになったなんて！！
息子ちゃんの　いつのまにかの成長に、びっくりでした。


今日もまた、おてがみごっこ　をしました。


今日は、ふたつのお部屋を、ふたりのお家に見立てて、
ドアにポストも作って、お手紙の　やりとり
そしたら、こ～～～んなにたくさん、お手紙書いてくれました。




いちばん驚いたのが、このおてがみ　↓




最初、文章が、下にいったり、上にいったり、横にいったり、また戻ったり・・・で
読めなかったのですが、どう読むか教えてもらったら・・・・


「おっかあのかお　みつきより。

　　　　だ　い　す　き
　
　このこお　みつめると　からだが　ふるえます」
　　　（を）

この子（というのは、私のことらしいのですが・・・）を見つめると、
身体がふるえます！！だって。なんともすごい表現に、びっくり！でした。


「からだがふるえるって、どんな感じ？」と確認してみると、
にっこり満面の笑みで、こんな感じ～♪って、
からだじゅうで、うれしさを表現してくれました


いままでもらったラブレターでも、こんな熱烈なもの、頂いたことないわ～～
いまだけ、であったとしても、おっかあは、大感激です