自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

宇宙船づくりは、ここ数日、ずっと続いています。



とある時、息子ちゃんが、宇宙船を作っているわけを、教えてくれました。



近々、友だちのうちにお泊りで遊びにゆく、私たちですが、
「○ちゃんちへ、この宇宙船で行くんだ～～」と息子ちゃん。



そうかぁ！そういうつもり、だったのね・・・びっくり。


そして、さらに・・・・



「この宇宙船で、○ちゃんちに行けたら、お金がかからないでしょ。
そしたら、その分、おっかぁが、お洋服　買ったらいいよ～」と言います。



えぇ～～～？！　またまた、どきり！！！



というのも、つい数日前、息子ちゃんが、おじいちゃん、おばあちゃんから、
たくさんお小遣いをもらって、おもちゃを買いにゆきました。
しかも、数日後にまた、おもちゃを買ってもらって・・・・
思わずそのとき、「わたしもお洋服、ほしいなぁ～」って
ぼそり、言っちゃったのです。



あちゃ～～　あのひとこと、覚えてたんだぁ。。。。
そんな心配させてすまんなぁ～～と思いつつ、
息子ちゃんの気遣いに、胸がじわわ～～ん



「そんなこと考えててくれたんだ、ありがとう。でも、お洋服は、
おっかぁが、買いたいと思った時にちゃんと買うから、大丈夫だよ☆」
と伝えましたが、それはさておいても、やっぱり、「宇宙船で行きたい」と言う息子ちゃん。



宇宙船をつくる息子ちゃんのまなざしは、真剣そのもの。
でも、作るひとつひとつが、とっても楽しいらしく、鼻歌まじり。
その歌も、「ウルトラマン」



そうかぁ～～　ウルトラマンには、宇宙船、よく出てくるものなぁ～！
息子ちゃんにとって、宇宙船は、めずらしいものでもなんでもなく、
きっと“なじみのもの”なんだ～　と、そのとき気づきました。



壁を作る時、息子ちゃんが、「しっかり壁を作らないと！」と言ってたのが印象的で、
「宇宙に行くには、しっかりした壁が必要なの？」と聞くと、
「だって、宇宙は息がすえないって、おっかぁが前に教えてくれたでしょ。
だから、ちゃんと息すえるように、しっかりした壁を作るんだよ☆」と・・・・


（わたし本人は、そんなことを言ったこと、どころか、
そんな話をしたことすら、すっかり忘れていたのですが・・・）



息子ちゃん、せっせと作りながら、「この宇宙船で、おれ、絶対行きたいんだ」って、
きらっきらな瞳で、何度も何度も言います。



ほんとにそう思ってるんだ・・・・・



作っているのは、けっして　宇宙船もどき、ではなく、
息子ちゃんは、本当にこの宇宙船で、
お友だちのうちに行きたい、と思っているのです。



それも、出発の日、の期限を知っているから、
それまでに間に合うように！！と、ちゃんと時間も考えながら・・・・・



今日は、ここまで作る。今日は、ここまで。と、
ものすごく計画的に。この実行力はすごいものだなぁと思いました。



と同時に、ここまで真剣な息子ちゃん。



この宇宙船でいけない、となったら、
すごくがっかりするんじゃないかなぁ・・・・・・
そう思ったら、「これでは行けないよ」なんてことは、言えなくて・・・・



息子ちゃんの真剣な宇宙船づくりに、ただただ感動するとともに、
さてさて、どう息子ちゃんに伝えたらいいんだろう？
今度は、そっちのほうが気になりだしました。



（続く）