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昨日は、日本で最初に設立された、兵庫県にある、
デモクラティックスクール(サドベリータイプのスクール) 「まっくろくろすけ」の黒田さんの講演会に、3人で出かけてきました (主催してくださったのは、今年新しく東京都町田市にできたばかりの デモクラティックスクール「ほしのたね」のみなさん) 息子ちゃんもいっしょだったので、早めに会場について、 外のあったかなひだまりのベンチで、持参した、おにぎりやポテトフライ食べて・・・・ ゆったり余裕をもって、参加させていただきました。 お話がはじまると、すぐに息子ちゃんが退屈をし・・・ 5分もしないうちに、外に出ることに(笑)。 でも私は、数年前からご縁をいただいて、デモクラティックスクール そのものに、そして、その概要に、色々触れさせていただいているので、 (湘南サドベリースクールの「一般講座」にて、本場サドベリーと 日本の架け橋をされている、児島さんの貴重なお話を伺っていたり、 湘南サドベリースクール、そして、今回主催してくださった、 デモクラティックスクール「ほしのたね」の、「体験スクール」や クリスマス会などにも、息子ちゃんと参加。本も何冊か読んでいる) 本もまだ何も読んでいない、こういう会もまったく始めての夫に、 黒田さんの話をゆっくり聞いてもらえて、かえってよかったです☆ 後半、そして質疑応答の時間は、夫と交代、ゆっくり聞かせていただきました☆ 日本で最初に、デモクラティックスクールを設立され、 14年のキャリアをもつ黒田さんのお話、さすが!のひとことでした。 まっくろくろすけのメンバー(生徒さんのことをこう呼ぶ)の おひとりおひとりについてのお話・・・日常から卒業後まで、 そして、親御さんたちからの質問に対する、お答え・・・すべてから感じたのは、 こどもたちひとりひとりへの、活動への、人生への 「信頼」に満ちている、ということでした。 黒田さんにお会いできて、直接この感覚を受け取らせていただいたことが、 いちばん大きかったと感じています。黒田さんがいままで、日々重ねてこられた 行動、そして思い、人生そのものがひしひしと伝わってきました。 やはり、会いたいと思う方、気になる方には、 直接お会いすることがいちばんですね 日本で始めて設立された方、ということで、もっとたくましくタフな感じの方を 想像していたのですが、黒田さんご自身とても華奢で、とてもやわらかな印象の方。 こういう場づくりされていくことで、いちばん大切なのは、 その信念もそうだけど、いろんなことが起こる中で、 すべてを受け入れる器、そして、しなやかさ、なのかな、と私自身は感じました。 まっくろくろすけでは、幼少期からずっと、スクールに通っているこどもたちのいれば、 地元の幼稚園や学校に通っていたけれど、あわなくて、 途中からスクールに参加されているこどもたちもいて、 卒業する時期や、出たり入ったりする時期も、こどもたち自身が自分で決めるので、 ほんとうに、さまざまという感じでした。 でも、そのさまざまなケースに対して、そのこどもたちにとって、 すべて 最善の道である という黒田さんの信頼にみちたお話、 それぞれ、通ってきた道、経験はちがうけれど、だからこそ、 その多様性の中で、学べることがある、というお話も、印象的でした。 (スクールでは、いろいろな年齢のこどもたちが、ともに過ごしています。) 卒業生のその後も、ビーガンのお菓子職人さんになる方もいれば、 ミュージシャンめざして、活動されてる方もいれば、 少林寺拳法と農業をあわせてやってゆかれている方もいれば、 サラリーマンになった方もいる。そして、バイトをしながら今後の方向性を 決めたいという方も。参考までにと、こう書いてみましたが、 黒田さんのお話のなかで印象的だったのは、こうして、「何になったか」よりも、 そのひとりひとりが、どのような視点で、姿勢で、仕事を選び、 また仕事について考えているか、というエピソードでした。 印象的だったエピソードをいくつか、シェアしますね。 黒田さんご自身が感じられていること。 「人生、仕事で行き詰まることは、だれでもある。 でもそのときに、どう感じるか。対処するか。 まっくろくろすけで学んだこどもたちは、なにか行き当たったときに、 自分で考え、自分で解決する、というすべを知っている。 だから、行き当たっても、そこで何もかも真っ白、という挫折感には ならないのではないか」 あるOBのおはなし。 職場の方から、「(公立の一般の学校ではないところから来たということで) 知識があまりない」というようなことを、指摘されたけれど、 そのときにその子が感じたことは、「そういう風に感じるひともいるんだな~」 というぐらいで、「たとえ、一般の学校で知識を学んだひとでも、 分からないことはある。困ることに行き当たることはある。それはだれでも、 いっしょでしょ☆」と、黒田さんにシェアしてくれたそう。 ミュージシャンになったOBのおはなし。 「通常、こんなふうにミュージシャンになるケースが多いけれど(ここのところ、 内容忘れてしまったのですが・・・)僕の場合は、色々なイベントなどに どんどん参加して、活動していくのが楽しい」 「イベントに参加すると、そのイベント終わった後で、いろいろな方と、 いろいろな話ができる。どんな風に生きてきたか、どんな風に考えているかも シェアできてそれがすごく楽しいし、ためになる」 「こういう学校に通っていたこと、めずらしいから、それに興味持って 話を聞いてくれるひとも、 たくさんいる」と。 自分のことをよく知って、自分がどんな風にやっていったら、いちばんよいかも、 よくわかっている。そんなことが、とても印象的でした。 ビーガンのお菓子職人になったOBのおはなし。 「ビーガンのお菓子って、まだ少数派。それで、最初しばらくは大変だったけれど、 少数派ってことは、それを必要とする方からは、とても重宝がられる。 「少数派」ということも、とても貴重なこと☆」 次は、懇親会での質疑応答へ・・・☆ (続) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.02 15:05:39
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