自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

先日の土曜日、両親からのお誘いで、箱根の外輪山に行ってきました！



私の両親は、日本１００名山を踏破したほどの山好き さん
いつか、息子ちゃんを山に連れてゆきたい、と前々から言っていて、
わたしも山が大好きなので、楽しみにしていたのですが、ついに実現☆



前日から両親が泊まりに来てくれて、当日は、朝６時おき。
息子ちゃん、とっても楽しみにしていたみたいで、６時前には目をさまして、
みんなを起こしてくれました☆　そして７時には、しゅっぱーーつ



箱根の外輪山・・・「丸岳」というところに行ってきました。
金時山登山口に車をおいて、そこから、
乙女峠～丸岳～長尾峠～千石原へおりるコース。
この日はほんとうにお天気に恵まれて、気持ちのよい山びよりでした



何時間も歩くなんて、初めての息子ちゃん。
街を歩いていても、疲れた～抱っこして～といまだに言うぐらいなので、
５～６時間もの山歩き、大丈夫かなぁ？と思っていたのですが、
最初の急なのぼりから、息子ちゃん、とっとと早いペースで歩いてゆきます。
じいじから、「いっぽいっぽ、ゆっくり歩きなさい☆」
と言われつつも、やっぱり先頭を、たったか、嬉しそうに歩いていました。



途中、「なにか食べたい～～☆」と言うことはあっても、
のぼりきるまで、「疲れた」と言うことは一度もなくて・・・びっくり！
まさに、山のパワーに突き動かされていたかのような、歩みでした☆



日のあたる場所は、ぽかぽかあったか、だったけれど、
木々の中は、すーーっととても涼やかな、
ほんとうにすがすがしい空気に、満ち満ちていて・・・・
全身の細胞ひとつひとつが、歩いてゆくたび、
どんどん綺麗になってゆくような、澄み渡ってゆくような・・・そんな感覚でした。
私も、６～７年ぶりの山あるきに、いっぽいっぽ、そのありがたさを、かみしめて歩きました。



乙女峠～丸岳への尾根づたいの道：とっても風情がありました☆



尾根づたいの右手には、ときおり姿を見せてくれる、富士山☆






丸岳の山頂では、日差しが強くて、じりじり暑いぐらい、でした。
父が、持ってきてくれた、山用のガスボンベ＆なべセットで、
生ねぎと卵入りの　ラーメンを作ってくれました。


両親と息子ちゃんと。この木のテーブルにて、ごはん☆



ベンチに同席した、ご夫婦がとっても面白い方で、
関西弁のノリでずーーーっと面白いお話をしているので、いっしょになって
笑っているうち、息子ちゃんとおじちゃんが、すぐに仲良くなりました。
ラーメンをおすそわけしたら、お菓子をくださったりして、
わいわい楽しくおしゃべりしながらの楽しいごはんタイム☆となりました。





山のすてきなところは、こんな風に、知らない方とすぐに
おしゃべりしたり、シェアしたり、できるところ
小さい頃、両親にはよく山に連れていってもらったので、
そんなことがよくあったなぁ～って懐かしく思い出しました。



そのご夫婦は、関西に住んでいた際、阪神大震災も経験されていたそうで、
「こういうもの（山用のガスボンベ＆なべセット）があると、
震災時は、すごく重宝するんですよね」とか、色々シェアしてくださいました。



丸岳頂上からは、ぐるりと山々が見えて、ほんとうに最高の景色でした。



山々の下のほうには千石原がみえたり、
そして向こうの山には、大涌谷のたちのぼるけむり（写真左端のほう）、もみえたり、
日のひかりで、きらっきらに水面が輝いてる　美しい芦ノ湖、が見えたり・・・・
美しい景色をみながらのごはんは、最高でした。



そこから千石原におりてゆく山道も、箱根笹とよばれる、
ひょろーーっと細長い笹に囲まれた道が多くて、とっても風情があって
すごくよかったです！ところどころ、笹の間から、山頂でみた景色がみえて、
途中途中、その角度が変わってゆくのも、また面白かったです。


箱根笹の道をゆく、仙人サン？！　↓
（山用の杖をもってきた母のマネをして、自ら枝をみつけ、杖にして歩いていました☆）　
この道、息子ちゃんと私、すっごく気に入っちゃった　





後ろを振り返ると、自分たちが今、あるいてきた山や道がみえて。
そのぐるりと見渡せる山々の景色は、ほんとうに壮大でした。
千石原から眺める富士山も、またほんとうに美しかった☆



一日中こんなにも雲がかかっていない富士山なんてめずらしい、と
山をよく知る両親が言ってたぐらい。富士山の脇には、下から上へ、
まるでらせんのような形を描いた雲が、あって・・・
それもまたほんとうに美しかったです。



最後の最後、千石原を歩くころには、息子ちゃん、
疲れが出てきたのか・・・ほとんど無言。
でも、山あるきはとっても楽しかったらしく、「また山に来たい！」と言っていました。



私と息子ちゃんだけだったら、こんな長い山あるきは無理だった、と思う。
こんな素敵な山歩きに連れていってくれた、両親にもほんとうに感謝