自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

息子ちゃんの風邪ふたたび・・・といっても、咳だけだったのですが、

咳がかなりひどかったので、今週は月火、学校をお休みしました。

咳もずいぶんよくなり、水曜日は普通に登校。

昨日は、「今日は、お昼前に帰るよ～」ということで、

帰ってきては、お昼ごはんを　めずらしく何度もお替りして、もりもりと食べ・・・

「こんなに美味しいごはんで、帰ってきてよかった～」とにっこりな息子ちゃん。



そのあと、私がおやつを作っていたら、

なにやら、粘土を持ってきて、怪獣にぐるぐる巻きにくっつけたり、

せっせと、いろんな仮面ライダーに変身したり　しつつ、

ときおり、おやつの焼き加減を、ちらっちらっと見ながら・・・・・



「おれさぁ～～　幼稚園のときは、お休みとか、全然しなかったよねぇ～」

と、ぽつり。



えぇ～～～～

息子ちゃん自身の記憶では、そうなってるワケ・・？！



あまりの記憶違いに、思いっきり笑いのツボに入り、

大笑いしそうになるのを、こらえた私・・・・

というのも、事実はどうであっても、息子ちゃん自身がそう思ってるんだもの。

そう思えてるって、逆にすごいことかも！！と思って。



「幼稚園のときは、“お休みしなかった”んだっけ？」と、

息子ちゃんの記憶を尊重しつつ（笑）、もいちど聞いてみると、

「おれ、幼稚園やめたけどさぁ～　それまではあまり休んでなかったよね？

　まぁ、１回とかは、休んだような気がするけど・・・インフルエンザで。」だって！！

ますます、ツボに入ってしまったよ～～



たしかに。たしかに、インフルエンザで長く休んだこともあった。

でも私には、インフルエンザより、幼稚園での日々のあれこれのほうが、

よ～～く思い出される。



そうだった。休みなく行ってた時だって、あったよね！

年少さんのときの７月とか。

もうすぐ夏休み！ってときに、２週間ぐらい

ほぼ毎日、続けて行ってた時があった。

と思ったら、おたふくかかって、そのまま夏休み直行、だったけど（笑）

　


でも、私の記憶としては、そのほかの珍道中のほうが、

記憶にたくさんた～くさん残っている。


（あ、これからは幼稚園時代の追憶なので、幼稚園時代の
　息子ちゃん知ってる方は、スルーしてくださいね）


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幼稚園入ったばかり。年少さんの４月。


息子ちゃんは、幼稚園登校１日目で、バスに乗るとき、

「いやだ～～！」と言って、大暴れ＆おお泣き。

それ以来、バスには乗らなくなり、近寄らなくもなり、

私が毎日送りに・・・何日かは行ったけれど、

私と離れなくちゃならないのが毎回嫌で泣いて・・・

それ以来、行くのすら嫌だと言って、

幼稚園に近づきすら、できなくなって。



４月いっぱいは、幼稚園の近くを自転車で通りかかったり、

幼稚園行く準備だけ、かばんにしのばせ、

あっちの公園、こっちの公園をはしごしたり・・・・

ようやく行ったのは、園庭でお友達がみんな遊んでた、ある日。

園長夫人先生が誘ってくださって、

２０～３０分だけ、私もいっしょに遊んで、帰りました。



それから、私が園庭で待っている中、日々、少しずつ少しずつ・・・

１０分、２０分、３０分、１時間、１時間半・・・・

と、少しずつなれていった息子ちゃん。

最後の最後まで制服着るのを嫌がって、ひとり私服で、登園してました。

「あの～～　そろそろ、制服着れないでしょうか・・・」

担任の先生からも言われましたが、制服＝幼稚園に行く、という

印だと感じた息子ちゃんは、断固として制服着ませんでした。



次第に、帰る時だけは、みんなといっしょに、制服着られるようになって・・・・

朝、息子ちゃんを送りに行くと同時に、先生に、制服を預ける日々。

年少さんの夏休み前、７月に入ったあたりで

行く時も、制服着られるようになったかな。

そのあたりからは、とても楽しくなったみたいで、

制服着るのも、幼稚園行くのも、楽しくなってきたみたい。



ところが９月。夏休みをはさんで、やっぱり行きたくないと。

基本的に、私と離れるのがいや、が理由だったので、

９月にはいって、親子でいっしょに過ごせる、

自主保育の場に、見学に行ったり、遊びに行ったりもしていました。

でも通うには遠かったりで、結局、そちらには、

ときおり遊びに行くような感じ、でした。



それから少し、肩の力が抜けて・・・週２～３回のペースで、

息子ちゃんが行きたい時に、連れていく感じになりました。

休む時は、幼稚園に連絡入れる必要があるので、

幼稚園に行くより、休んだり、遅れたり、のほうが多かった息子ちゃん。

朝になると、幼稚園に電話をいれる・・・そんな日々でした。

気持ち切り替えるまでは、それが苦痛だったっけなぁ～



でも息子ちゃんは、自分が納得して、行きたいときに行ってるので、

いつも、「楽しかった～～」と

めいっぱい楽しんできてる様子。友達もたくさんいたし、万事ＯＫ

要は、私の気持ち、ただそれだけ、なのよね～とそのときから気づき出しました。



その頃だったかな。サドベリーのことを知ったり、

息子ちゃんをありのまんま受け入れてくれる、理解してくれる、

友達との出会いがあったり、色々な方との出会いがあったり・・・

ものすごく勇気づけられ、サポートされて・・・

気持ち的にだいぶ楽になったのは。



そして冬休みあけ、１月。めっきり行かなくなりました。

一度だけ、「席替えしたよ～」っていう、近所のママさんからの声に

１日だけ行きましたが、席替えの席を確かめたら、満足したらしく、

もう行かない～～と（笑）。



ちょうどその頃、お誕生日に買ってあげた、自転車にはまって、

朝から晩まで、公園で、自転車を乗り回していました。

ちまたでは、インフルエンザが流行ってて、

公園に行っても、小さい子もだれもいない。



さむぅ～～～と思いつつも、お昼に帰る時間すらもったいない！

という息子ちゃん・・・お弁当持ちで１日中、息子ちゃんが自転車に

乗ってるあいだじゅう、ジョギングしたり、歩き回ったりしてたっけ・・・

「寒いから帰ろう！」と言っても、息子ちゃんはまったく寒くないようで、

ぜんぜん通じなかったものなぁ～～



でも来る日も来る日も、朝から晩まで、夢中になって自転車に乗る姿勢をみて、

息子ちゃんならではのやり方で　ほんとに、すべてがＯＫなんだ！！と思えた。

大好き！にかける情熱、自分の気持ちにまっすぐなところ、並々ならぬものがある、と。

１ヶ月もしないうちに、隣町の海老名駅まで、自転車で往復できたり、

数週間で補助輪とることに興味もったけど、倒れて痛くて断念。

でも、３ヶ月後には、補助輪とって乗ってる友達みて、

３日間練習しつづけて・・・すぐ乗れるようになったし。



２月は、幼稚園に電話するのも億劫になったので、

私の体調不良を理由に（単に建前だけど）１ヶ月、お休み扱いしてもらった。

３月、またちらっと、何日か行ったけれど、

年中さんになって、クラス替えしたら、もう全然面白くない～と

めっきり行かなくなりました。



幼稚園へ、毎月の料金だけおさめて、所属してるっていう道もあったけど、

それが半年ぐらい続いたので、息子ちゃんに相談しました。

「１日でも行きたいのだったら、幼稚園続けてもいいのだけど、

１日も行く気がないのなら、やめてもいい？」って。



そしたら「１日も行きたくないから、やめる」と息子ちゃん。

とはいっても、この歳の子の判断・・・少し様子をみようと、

数ヶ月、休園扱いにしてもらいましたが、息子ちゃんはもうてっきり、

自分はやめていると思って、友達にもそんな話をしていて・・・

年中さんの１２月で、正式に幼稚園を退園（息子ちゃん的に卒業）

したのでした。



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そんな息子ちゃんが、「幼稚園、全然お休みしなかったよねぇ～」って。

ほんと、笑える。

でも、息子ちゃんにとっては、日にちとか、時間とかの長短じゃないんだろうな。

息子ちゃんの認識がそうなのだから、それでいいよねって思いました